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内容説明
ねずくんとパパは、ふたりっきりで初めてのお留守番。ママそっくりにはできないパパ、ねずくんの好きな服や嫌いな遊びを知らなくて、最初はぎくしゃく・・・。でも、パパはママと同じことをする必要はないんだと気がつき、パパなりのアイデアで、ねずくんのハートをキャッチしていく。そのアイデアとは・・・?
「子どもあるある」「パパあるある」から「パパ、がんばれ!」へ。
そしてラストは、「パパと一緒は楽しいぞ。」
パパにもママにも子どもたちにも、世界中の親子に読んでほしいハートフルストーリー。
ボローニャ国際イラストレーション賞 受賞作家・刀根里衣(とねさとえ)が、細部まで緻密に描き込まれた美しい絵で綴る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
k sato
20
パパにはパパにしかできない子ネズミとのふれあいがあるんです。ママがお出掛けすることなり、パパと二人きりのねずくん。パパがなすことに全部ケチをつけます。名誉挽回のため、パパはねずくんをアウトドアに連れていくのでした。非日常の体験を通じて、パパとの距離を縮めていくねずくん。テントの中で寄り添ってお昼寝したり、肩車で走ったり・・・なんとも微笑ましい光景です。父の威厳を保つことができたと安心したのも束の間。ねずくんは帰宅したママの胸に飛び込んじゃうんです!散らかり放題のお風呂をみてママが卒倒していましたwww2024/07/12
anne@灯れ松明の火
17
新着棚で。とねさんの新作は、パパと息子のお話。来月の父の日に合わせたのかな。ママがお出かけの今日、ねずくんとパパは、ふたりっきりで初めてのお留守番。よく気が付くママと違い、ねずくん、だんだんイライラ! 同時にパパはガックリ落ち込む。でもそこでパパは、自分にしかできない形で、楽しむもうと思いついて……。前半がギクシャクした分、気持ちがぴったりしてくる後半は、ホッとして、一緒に楽しい気持ちになる♪ ラストのママの顔、ほのぼのした裏表紙もたまらない。2024/05/05
遠い日
10
とねさとえさんの絵を求めて。いつもよりちょっぴり甘い印象。ねずくんとパパの初めてのお留守番は波乱含みで始まりました。頭を抱えるパパ、お気の毒。すれ違いに腹を立てるねずくん。ですが、そこでパパは吹っ切りました。パパ流で今日の1日を過ごすぞ!という勢いがよかった。何もかも初めてなら、やってみるしかない。パパの英断でした。結果オーライ、めちゃくちゃ楽しいお留守番になって、ねずくんも大満足。ふたりの心ががっちり絡んで頼もしいことこの上ない!2024/05/31
mntmt
8
パパ、がんばったね!2024/06/04
たくさん
2
結構オールドタイプな男女間が出てくるけどそんなものかも。得意な接し方とかいつもと違うことによる違和感を持った場合。自分が何を伝えられるか、好きなことを共有したい。好きな子と楽しいことって何か。そういう観点から良さを引き出した本です。ただ、男女の役割とか特性とかが超オールドタイプで今時な感じがしない古い気がします。 2024/08/23