内容説明
かつて家族に虐げられて育ち、今は若頭の桐也に愛される毎日を過ごす菫。極妻として自分に出来ることとも向き合えて、いつしか組の仲間を大切な家族と思うようになっていた。それは桐也も、同じ気持ちで――「俺の家族になってくれて、ありがとうな」
そんな折、桐也の叔父貴の雪臣から、愛娘を預けたいと依頼が入る。雪臣の娘の椿は愛らしい園児でありながら、そこは極道のお嬢。賢く毅然とした振る舞いに、さすがの桐也や子分たちも翻弄されるばかり。菫はなんとか歩み寄ろうと、奮闘することになり……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゅ
6
椿ちゃんがとにかく愛らしく、彼女に翻弄される若頭に悶絶する回◎囚われた考え方ではなく視野を広げて相手の好みを理解するには少し時間がかかるな、と改めて実感。今の時代、女の子だからこれが好き、男の子だからこれが好きでしょ、という考え方は色んな人を傷つける可能性があるので固定観念は捨てていきたい所存。/ヒーローショーもさることながら、最後の激甘シュチュエーションは何ですか?菫ちゃんも随分自分の気持ちをストレートに伝えられるようになって、私は文章を読みながらニヤニヤが止まらないのです。時間も楽しみ◎2024/05/19
粋
5
今回は色んな意味で面白かった。前回とえらい違いで、大きなお友達がヒーローになって頑張る。ヤクザとは程遠い一部除いて平和なお話でした(笑)出来れば、ショーのその後が知りたい‼️SNSで騒がれてそう(笑)2024/05/07
トラママ
2
一気読み。面白かった。2024/04/14
ぶん太姉ちゃん
1
幼稚園児のお嬢に翻弄される面々が楽しかった😊カッコいい桐也がタジタジな様子にニヤニヤが止まらない😉ヒーローショー笑えた😂👏危険なヒヤッドキ感は少ないけれど、獅月組や子分たちの仲の良さを感じられ、血は繋がらないが少しずつ家族になっていく様子が好き😊💕
うささ
0
戦隊ヒーロー一色だったな〜と思いました。椿をあずかることになり、振り回される菫と桐也がその過程でより仲を深めつつ、菫の気づきで椿との距離が縮まるのですが、それが戦隊ヒーロー。その後もヒーローショーで椿がピンチになり桐也達が戦隊ヒーローに扮して助ける場面もありで、ちょっと戦隊ヒーローお腹いっぱいになりました。2024/08/23