アンナ・コムネナ(5)

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アンナ・コムネナ(5)

  • 著者名:佐藤二葉【著】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 講談社(2024/04発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065345368

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内容説明

西洋中世唯一の女性歴史家、ビザンツ皇女アンナ・コムネナの数奇な運命を鮮やかに描く!

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『日出処の天子』『アラベスク』
『テレプシコーラ/舞姫』の山岸凉子さん 推薦!

私はこの作品で初めてビザンツ側からみた十字軍を知りました。
そして政争の具でしかないこの時代の女性にあらがう主人公アンナ!
今、現代からみても理想的なアンナの夫ニケフォロス。
これらを含めて歴史好きのみなさんにおすすめです。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

六点

71
前半、フランク人との抗争、そして勝利と宮廷内での出産とそれに付随する葛藤がやがて後半聖書を元にした性的暴言に。聖書持出したらキリスト教徒同士だと、もう終わりになってしまう。こんな中、アレクシオス一世痛風から来た心疾患で崩御遊ばれてしまった。権力の空白を防ぐ為のヨハネスの手際の良さがカイサリッサのアンナ殿との間に決定的な溝を露呈させた。全力で身内と争い、余力の極一部で持って外敵と戦う東ローマの未来は明るいぜ。2024/04/12

あつ子🐈‍⬛

15
表紙が悲しい…皇后に対する誹謗中傷文書(ファムサ)も悲しい…妹たちの不幸な恋や結婚も、家族の反目も、やや子の相次ぐ死も悲しい。悲しい尽くしの5巻です…しくしく。ヨハネス!おめーは許さん(シンクロ率100%)次巻でいよいよ最後。やだなあ怖いなあ…。2024/07/01

みやしん

14
女性の尊厳とは。風習的に現代目線で口を挟む事がナンセンスなのは承知しているが、同じ名前が多過ぎてこんがらがる。後継者を生前決めとかない指導者はどんなに名君であっても評価がダダ下がりしてしまう。ドラちゃんの動向が気になります。2024/07/26

mahiro

13
最愛の父帝崩御、ついに弟ヨハネスと徹底的な決裂、まあ史実はわかっているけど次回最終巻。5巻一気に走り抜くように読めて良かった。2024/04/21

akubi@中四国読メの会参加中

7
アンナが女性の地位を上げようと頑張るけど(泣) にた名前が混乱する2024/09/12

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