内容説明
世界の歴史の中で、平和のために力を尽くした人物に関する伝記。国連難民高等弁務官として活躍した緒方貞子のエピソードを小学校高学年向けに読みやすく再話。挿絵や写真などを豊富に盛り込み、脚注やコラムで難しい用語や社会情勢について解説している。世界の紛争地域に足を運び、戦火に苦しむ人々に救いの手を差し伸べた緒方貞子の足跡をたどる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kan
23
緒方貞子メモリアルギャラリー@JICA地球ひろばで一気読み。子ども向けの伝記ではあるが、多数の書籍やインタビューからご本人の言葉を引き、各地の紛争の経緯や各国首脳陣との対話も丹念に振り返っており、大人でも十分に学びのある良書だった。緒方さんのスーパーな働きぶりや外交手腕、現場主義を貫き恐れずに判断を下す力の基盤は何だろうとずっと考えていた。その秘密は、体育会系のフットワークの良さと体力、まあなんとかなるでしょうという楽観的な気質とcaringなお人柄なのだと改めて感銘を受けた。結局、人なんだなあ、と思う。2026/01/25
6haramitsu
0
子ども向けに借りたけど良かった。緒方さんのお陰で自分も国連難民高等弁務官という仕事を知ったし、難民にも興味を持てた。外交官の家庭に生まれて海外や英語には馴染みがあったんだろうけど、それでも結婚出産していても国際的な舞台に挑戦し続けるその姿勢、体力、精神力はスゴイなと尊敬する。難民の定義を変えてでも、行う意志の強さ。前代未聞の施策を行ったり、優しさで接せられるケアの慈悲心。小さな巨人と呼ばれるわけだ。本当に日本の誇りです。2025/10/13
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