内容説明
「保育所を増やし、家事・育児の社会化を」「これからは多様な家族の時代」「父親らしさ・母親らしさよりも人間らしさ」……。これらはフェミニストが唱える“一見もっともらしく聞こえる”主張だが、その背景にある狙いは、家族を空洞化させ、破壊することである。男女、父母、親子等の区別を同質化することにより、「家族」の存在意義をなくそうという考え方だ。90年代以降、そのようなフェミニストたちが政権の中枢に入り込んで「男女共同参画法」なる悪法をつくり、全国の自治体や教育現場に対して、家族を空洞化させる「上からの意識革命」を進めた。21世紀に入ると、油断していた保守層が事態の深刻さに気づき、反撃を開始した――というのが今日に至る図式である。家族を破壊しようとするフェミニズムの跋扈をこれ以上許すわけにはいかない。本書は、彼らの「教義」のどこが間違っているかを理論的・方法論的に整理し、論破するための教科書である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HolySen
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第一章:「ジェンダーフリーが本質的に性差否定」・「セックスは連続というよりも中間があるというだけ」の二つは面白い 生物学は不明 第二章:荒川区の男女共同参画社会懇談会の問題は筆者の主張を象徴的に支えてる。あと確かに"人間と性"教育研究協議会はヤバめ。 第三章:統計の話。全体的に的を射ている。 第四章:岩波ブックレットと『男女共同参画をめぐる論点』に対する批判はそこそこ当たってる。スウェーデン隠しとか、批判のカリカチュアライズとか。 すぐ陰謀論に走るのと、個人攻撃は香ばしすぎて× 「家族」の重要性は微妙2011/07/08
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