竹書房怪談文庫<br> 会津怪談

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竹書房怪談文庫
会津怪談

  • 著者名:煙鳥【著】/吉田悠軌【著】/斉木京【著】
  • 価格 ¥781(本体¥710)
  • 竹書房(2024/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801939271

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内容説明

地元ゆかりの著者らが総力取材。
誇り高き歴史の町、会津地方の怪異談52話!

【会津若松市】家老屋敷跡の子女の霊
【喜多方市】化け狐伝説と狐塚の怪
【猪苗代湖周辺】崖に埋められた刀の祟り
【南会津町】若松連隊、幻の行進
【会津南西部】禁忌の水辺・人飲み沢
【会津盆地】鶴ヶ城と小田山を結ぶ霊道
【会津坂下町】旧家の蔵の髪伸び人形
【磐梯山】林間学校の心霊写真
【猪苗代町】幽霊ペンションの地下室
【会津南部】青い人形の座敷わらし
【北塩原村】雨の雄国沼の怪
【昭和村】移動映画館の子ども霊
【会津南西部】土葬の作法と井戸の声


福島県会津地方の怪奇伝承、不思議で怖い話を地元出身の著者らが取材蒐集したご当地怪談集。
幕末に多くの子女が自刃した西郷頼母邸。その跡地周辺の屋敷で起こる怪…「家老屋敷跡にて」(会津若松市)
鴉が笑うように鳴くと人が死ぬ。集落の言い伝えの真相は…「鴉鳴き」(喜多方市)
地元で近寄ってはならぬと言われる沼。かつてそこで男が切腹したと祖母は言うのだが…「むぞせ」(会津南西部)
崖に埋められた祟り刀。露出した一部に触れた少年は…「湖岸の刀」(猪苗代湖周辺)
宿泊所と登山後の山頂で撮影された不気味な2枚の写真…「林間学校の写真」(磐梯山)
夢に導かれて訪れた鶴ヶ城とそこで待っていた思わぬ人物…「落日」(会津若松市)ほか収録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

24
ご当地怪談。今回は好きな作家さんばかりだったので読んだ。怪談だけでなく歴史の勉強にもなるなぁ。2024/04/25

澤水月

8
係累が会津若松に住んでおり何度か行く、やはり関わりある地の怪談は面白い! 飲み屋の業態異なるとか。行くと強烈に東京と価値観の違い感じる、明治維新120年と都内湧いてた頃、リメンバー戊辰戦争!の気概に街は満ちていた。やはり鶴ヶ城周りの話多い。芯の通った人々の歴史、稗史。読了は4/122024/04/18

qoop

4
福島出身者、東京在住者、会津出身者の三人の著者によるご当地怪談集。怪異との遭遇という偶発事を扱う上で、出身に依る三者三様の特性というのはなかなか反映しづらいとは思う。ただ福島出身の斉木京氏、は風土と歴史を反映させた話を多く提供していて驚かされた。2024/04/09

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