内容説明
モルダモーデと再びまみえるものの、危機を乗り越えて日々を過ごしていたカズハ。
いつも通り料理に勤しんだり、こっそりザギル号の特訓をこなしたり……。
しかし自らの記憶の欠損に気づき、「打倒モルダモーデ」を掲げ、魔力調整の訓練が必要だと焦り始める。
この150年間、保ち続けてきた人間と魔族との均衡が崩れつつある中、勇者として召喚された5人はそれぞれの想いを胸に研鑽を重ねていく。
そして、再びモルダモーデと遭遇し──
なぜ自分が勇者に選ばれたのか?
勇者の成熟とは?
モルダモーデの真意とは?
すべてが明らかになる堂々の完結巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フジ
3
勇者の成熟とはなにかが分かる最終巻。さすがカズハ、最後まで自分の欲望に忠実で突き通しちゃう様子は面白くも頼もしい。特典のモルダモーデのお話は、なんだか寂しい気持ちになりました。自分の子孫を見守りつつ、魔王のことも想っている姿は、彼が優しい人でもあったのだと感じました。個人的にはザギルの重い愛も好きでした。2024/04/25
雪猫
2
電書 ★★★★★2024/04/13
みきのの
0
発売日に買って読み始めてたのに妙に時間かかってしまった このラストがいまいち好きではない模様 一応ハッピーエンドなのかな:?2024/05/10