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内容説明
平凡な人生を変える、まさかの出来事!!
もし大富豪と知り合いになったら…
もし憧れていたアイドルと出会えたら…
もし音信不通だった旧友が現れたら…
中年男の人生に訪れる、もし、まさかを
高橋留美子が描いた極上のエンターテイメント!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
25
高橋留美子、久しぶりの短編集(なにせ、短編は基本的に年1作しか発表しないので単行本になるには時間が掛かってしまう)。どの作品も、ささやかな邪さが描かれている。例えば「ふたりの家」は、妻を亡くした主人公が義父と同居しているのだが、美人の家政婦が来たことによって起こるドタバタ劇だ。この設定を『黄昏流星群』で描いたら、邪さを隠しつつ、いつの間にやら家政婦と肉体関係になってしまうのだろうが、高橋留美子はそんな邪さを隠さない(主人公だけではなく義父に対しても)。(つづく)2024/04/06
ゴロチビ
4
前作(魔女とディナー)から5年という久しぶりの傑作集。初出一覧を見ると2018年から年一回の掲載をまとめたもの。それにしても今回もおっさんだらけだった。ビッグコミックオリジナルの購読者層の主流は最早おっさんなんだ!とあらためて認識した次第。2024/04/02
まぬけのまりこ
2
安心安定の短編集。やっぱり面白い。何というか、何やかや起こっても、日常は続くし、それなりに大丈夫といった気になる。2024/04/03
Geezer
1
サンデー連載作品からは離れてしまって久しいけれど、このビッグコミック掲載の短編集は欠かさず読んでます。こう来るな、と解っていても絶妙な間とテンポの良さで読ませてしまう名人の落語、あるいはR.フレアーの試合のような腕の冴えは相変わらずで今作も楽しく読めました。それにしても高橋先生、(題材として)おじさんが好きですね。2024/04/11
よしかず
1
久しぶりの傑作集。るーみっくわーるど時代から読んでるが、やっぱり面白い。一作目の「ふたりの家」が面白かったかな。他人同士の同居、笑えるけどあり得る! 子供減って老人増えればこういうことも有りかもなー。2024/03/30