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内容説明
平凡な人生を変える、まさかの出来事!!
もし大富豪と知り合いになったら…
もし憧れていたアイドルと出会えたら…
もし音信不通だった旧友が現れたら…
中年男の人生に訪れる、もし、まさかを
高橋留美子が描いた極上のエンターテイメント!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
33
久々の留美子劇場、今回も堪能しました。なんで「普通のおじさんおばさん」がこんなクスッとくすぐられるお話になるんでしょうねえ。なんかお隣にもいそう…そんな感じの、気負わず楽しめる短編集です。2025/01/07
ぐうぐう
27
高橋留美子、久しぶりの短編集(なにせ、短編は基本的に年1作しか発表しないので単行本になるには時間が掛かってしまう)。どの作品も、ささやかな邪さが描かれている。例えば「ふたりの家」は、妻を亡くした主人公が義父と同居しているのだが、美人の家政婦が来たことによって起こるドタバタ劇だ。この設定を『黄昏流星群』で描いたら、邪さを隠しつつ、いつの間にやら家政婦と肉体関係になってしまうのだろうが、高橋留美子はそんな邪さを隠さない(主人公だけではなく義父に対しても)。(つづく)2024/04/06
めぐねい
11
「キン」ではなく「カネ」、そして本当に$のカネだったと裏切らない先生。悲しい題材でもくすっと笑わせてくれる先生。リアルタイムではない子もハマらせてしまう先生。もちろん、この巻も枯れたおじさんだらけ。勘違いさせてしまう綺麗な女性もいっぱい出てて、短い間だけでも夢を見られたんだからいいじゃないっていう内容になってる。自分は集英社の書き込みの凄い漫画で育ってるのに対して後輩は小学館のシンプルな背景で育ってて、漫画という共通点はあってもなんか違う。今からでも読んでこなかった漫画に触れ合うのはいいことやなと思った。2025/08/09
Chikara Tonaki
9
やはり高橋留美子は青年向け短編が良い。なんとな~く怪しげで、それでいて肩透かしをくらう感じがたまらない。2024/05/01
kadocks
7
2018年から2023年分の短編集。毎年一作ビッグコミックオリジナルに掲載されるので次にまとまるのは六年後か。 ただ今回の6作はコロナ時代だと言うこともあり、軽やかとは言えない作品もある。Maoを書き出した影響からか、何かに取り憑かれたような怠さが見える。 もちろんプロットもキャラも相変わらずだが、オジサンキャラが前短編集より立ってこない。 もちろん面白いのだけどね。まあ1978年デビューから45年も描いているのだから、色々あるのだろう。 今回の電子版はきちんと折り返しや裏表紙もカラーできちんと収録。2024/05/08