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内容説明
高い金を払って新しい分析ソフトを入れたのに・・・
AIも導入したのに・・・・・
せっかくデータサイエンティストを雇ったのに・・・
DX推進部まで作ったのに・・・・
なぜ、組織が変わらず、ビジネスにも生かせないのか?
あなたの会社、勘違いしていませんか?
いまやどの企業でも、データドリブンで仕事を進める、組織を変えていくというのは大きな課題といっても過言ではない。データ基盤にも多くの投資。しかしそれで組織が変わり、ビジネスに役立っている企業はどれくらいあるだろう?
社内外に何重にもそびえる壁をどのように乗り越え、あるいは壊して進んでいくのか?
実際に変革を進めるキーパーソンたちに話を聞くことで見えてきたデータドリブン・カンパニーへの道。
著者は、かつて大阪ガス(株)ビジネスアナリシスセンターを率い、同センターを日本一有名なデータ分析組織につくりあげ「データサイエンティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞。現在は滋賀大学データサイエンス学部教授として、ビジネス・データサイエンティストを養成。
企業との連携も深い著者だからこそ生まれた日本企業の明日を照らすヒント満載の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nbhd
16
データ系のビジネスセミナーで、著者の河本さんの話を聞く機会があり、それが素晴らしかったので手に取った(河本さんはドスのきいた落ち着きのある関西弁が印象的だった)。データドリブンとかDXDXとか喧伝されるけど、結局は「人」である、という趣旨の本。データドリブン企業の担当者へのインタビューから浮かび上がるのは、上滑りになりがちな新技術導入で、現場と技術を接着させる「人」の役割だ 。「なんか”最新”だからAIを導入する」ってのが一番良くない。課題を発見するぞ!と何とかしたい!って気持ちで動く人が必要。マジ痛感。2024/11/24
ちーくん
4
インタビュー形式の本は、色々な視点から考えられるから便利だと、本書を読んで改めて思い知らされました。ITの変革がうまくいくのは、共通項はそれなりにありつつも、やはり企業によって核となる部分は違います。経営者がぐっと推すこともあれば、優秀な社員が旗をかがけて推進していくこともある。また、社内の評価制度を整えることで社員を自発的に動かせることも。こういうのは、点でとらえるのではなく、線・ストーリーで捉えて、自社に取り入れる企業が勝っていくんですよね。2025/01/08
ケイケイ
2
🌟🌟各社のデータドリブン経営の取り組み事例の紹介。深い話しではない。2024/12/08
Kenta
2
上司から渡されて。仕事をする動機が売上上げるではなく、自分のやりたいことが優先になってないか 課題設定力が肝、本当に困っていることは何か 会議減らしてどうする、因果連鎖分析 何が要因で変動するか、 統制型組織は既存は強いが、自律型組織に変わっていかないと。whyを追求する。課題発見を人事評価に取り込む。2024/09/25
towerofthesun
1
NTTドコモの方の、「まずやりたいことがあって、そのために必要なデータがあって集める。データがあるから使う、ではない」という意味の話が心に残った。2024/09/04