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内容説明
2023年に向けてICT・メディア市場で何が起こるのか。
本格化するシェアリングエコノミーからxTech、宇宙ビジネスまでを徹底予測。
ソフトウェアがすべてを飲み込むデジタル時代は何が変わるのか?
本書では、デバイス、ネットワーク、メディア、プラットフォーム、xTechの各市場に分けて、30以上のテーマを網羅している。
IT市場の構造変化を見通し、事業戦略や新たなビジネスモデルの可能性を考える際の指針となる一冊。
昨今、ビジネスの世界では「デジタル変革」という言葉を見ない日はない。
いよいよ、あらゆる活動がネットに接続している前提、そして、ソフトウェアで書かれている前提になっていることの証左である。
本書でも紹介しているIoTやAIなどのキーワードは、まったく新しく出てきた変革のようにとられることもあるが、これらはすべて数十年に及ぶ大きなサイクルで世の中にITが浸透していく一過程にすぎない。そして、これまでの20年はあくまでもITの黎明期であり、これからの20年はITの本質的な浸透の時代に入っていく。
2018年版の本書では、ITがビジネスの前提として利用され、それぞれのビジネスをデジタル変革していく様をより明らかにするために、金融、小売、広告、教育、人事など各業種ごとに説明する「xTech」の章を新設した。
また本書では、それぞれの市場が独立した章として論じられており、各章の冒頭に要約を、またそれぞれの節にも論旨をまとめたキーメッセージを配して、必要な部分に焦点をあてて読むことができる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
牧神の午後
6
次年度版が出る直前に慌てて読む体たらく。取り上げているテーマが飯場広く、というのそれだけITの適用範囲が広がっていることではあるのだろうけど、そろそろこの体裁で続けることも限界に近いのかなぁ、と余計な心配をしたり。2018/12/03
たいそ
4
IT市場の動向分析と予測。「マイクロサービス・アーキテクチャ」「デジタルジャイアンとVRM」「GDPR(一般データ保護規則)」「オンデマンド再生とラジオ再生」「シャドーIT」「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」「EdTech」「HRTech」といった用語を知ることができた。「音声エージェント端末市場」は課題がいろいろある分、チャンスもあるということだと思うので、今後どうなっていくのか気になった。「ITが先進的なものではなく、普及の最終仕上げに向けたところにある。」2018/08/31
Kazyury
3
定点観測としての価値は高いのだが、xTech系についてはいささか生煮え感が否めず、か。 定点観測を続ける価値と、分類の陳腐化はトレードオフなので、xTechを新設したことは評価しているが、もう一歩踏み込みが欲しいところ。2019年版はまだ読んでいないが、そこら辺に期待だろうか。2019/02/10
akanishi
1
興味をひかれたところを列挙してみる。 (1)Software eating the world (2)デジタル・ジャイアン (3)全般的に棒グラフが横ばいが多いですね (4)AWS かつては本業ではないので、撤退リスクがあった。 (5)2015年~2016年はブロックチェーン・バブルだった。 2019/02/09
kaz
1
予測が適切かどうかはともかく、IT関連のキーワードに広く接することができる点で役に立つ。2018/04/22