看板ボーイズ

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看板ボーイズ

  • 著者名:菊池百恵/モノガタリラボ
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 主婦の友社(書籍)(2024/03発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784074547708

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内容説明

黒髪眼鏡と銀髪イケメンの凸凹コンビが古書と建築の聖地・神保町から、実在する昭和レトロな看板建築を巡るロードムービー的小説

実在する「昭和レトロ」な看板建築の魅力が満載!

看板建築は、「昭和レトロ」な建物の代表。名前は知らなくても、外観で「見たことある」となる人も、少なくないのでは。
近年、Z世代を中心に「昭和レトロ」ブームが到来している。また、韓国でも「ニュートロ」という造語が生まれ、台湾では日本の洋食がトレンドになるなど、国際的な規模でレトロブームが注目を集めている。
今作では、黒髪メガネの真面目な公務員・誠と、銀髪でチャラい謎のイケメン・ワタル、カタブツ&チャラ男の凸凹コンビが、神保町でルームシェアをしながら、日本各地の看板建築を巡る小旅行に出る。
現役で営業している実在の看板建築の店舗を取材し、地名も店名も実名で登場。フィクションとノンフィクションが交錯する、新しいカルチャー系建築小説が誕生!

【あらすじ】
神保町にある『相良珈琲店』跡地に引越してきた公務員の誠は、引越し当日に突然現れた銀髪の美青年・ワタルと、なぜか同居することに。そして、古い押入れから出てきた“あるノート”をきっかけに、二人の、日本各地の看板建築を巡る不思議な旅が始まるのだが――

【目次】
プロローグ 『看板建築と記憶の扉』
1 『居候とシェアハウス』
2 『ネガとポジ』
3 『時間と記録』
4 『推しとアレルギー』
5 『星空と祭り』
6 『コーヒーと日本酒』
7 『過去とこれから』
エピローグ 『看板建築と未来の空』


菊池 百恵(キクチモモエ):脚本家。小泉徳宏監督主宰・モノガタリラボ所属。NHK FM やTOKYO FM など、多数のラジオドラマのほか、ショートフィルム、ソーシャルドラマ、漫画原作に至るまで、幅広いジャンルで脚本を担当。2024年、初の著作となる『看板ボーイズ』を刊行。

モノガタリラボ:映画『ちはやふる』『線は僕を描く』などで知られる小泉徳宏監督が主宰する、シナリオ制作チーム。 映画監督、舞台演出家、CMプランナー、アニメーターなど多彩なバックボーンをもつ24 名のメンバーが所属(2024年1月現在)し、複数人で執筆にあたる「チームライティング」で映画・配信ドラマ・漫画などの脚本を創作中。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ちかこ

4
面白かった。 看板建築って言葉をはじめて知るきっかけになった1冊。2025/04/21

こけしママ

4
タイトルに惹かれて購入。看板建築という言葉を初めて知りました。急逝した父が残していた看板建築のイラストが描かれたノートを見つけ、偶然知り合ったワタルと一緒にノートに描かれた建物をドライブしながらめぐっていく。ワタルと父・歩が実は知り合いだったその出会い方も、ラストで明かされるサプライズみたいなものもちょっとベタだけど、建物の魅力と共に物語が進んで行くので読んでいて楽しかった。自分の中でもあそこのあの建物もきっと歴史的な看板建築だよなあと思い浮かべたりすることでより物語を身近に感じた。2024/03/30

ポラオ

3
●途中からチャラいお金のない方が金持ちで家買ってくれる吉本新喜劇的な展開なんだろうなということはわかったけれど、都心から車で行ける近郊での旅情というありそうであまりない描写も面白くさらっと読めた。2024/06/02

フリージア

2
祖父と父から遺された神保町の家に住むことにした誠のところにワタルという宿無しが転がり込んできた。その家と共通する看板建築というものに興味を持ち、父の残したノートに描かれた建物をワタルの車で巡ることに。相続税を考えると売るしかない家だったが、手放すには愛着が湧いてきて・・。若者ふたりと看板建築と、読みやすく書かれていてよかった。2025/06/01

鈴木正大

2
看板建築をテーマにしたファンタジー。誠とワタルが神保町にある昭和レトロな看板建築に住む処から始まる。2人は関東各地にある同じ様な看板建築を見て廻る。 私も2020年青森県十和田市に1年間出張した時、街中に看板建築が多い事に気付き、休日に見て廻った事を思い出した。ご多聞に漏れず過疎化が進む地方都市らしく現役で営業している店もあるがシャッターが閉まっている店が大半で寂しく感じた事を思い出した。2024/02/29

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