〈本の姫〉は謳う 3

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〈本の姫〉は謳う 3

  • 著者名:多崎礼【著】
  • 価格 ¥1,925(本体¥1,750)
  • 講談社(2024/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065348086

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内容説明

2024年本屋大賞ノミネート『レーエンデ国物語』多崎礼の原点!
私が滅ぼしたーーなぜ。 どうして。

手つかずの自然が残る最後の聖地・カネレクラビス。ツァドキエルとの激闘を制し、セラは記憶と声を取り戻した。そして、自らが歌姫であることを思い出したのであった。〈本の姫〉とアンガスらはセラの無事を知らせるため、彼女の故郷であるカネレクラビスを訪れるが、そこでも文字による災いが起きておりーー。一方、〈本の姫〉は文字を回収する度に蘇る記憶に悩まされていた。「私は何者なのだろう。なぜ、私は世界の滅亡を望んだりしたのだろう」

4巻連続刊行! 
物語は終章へ
変えられない過去を背負い、前に進むあなたのためのファンタジー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

99
多崎 礼、七作目です。第三巻に突入、今巻で少し面白くなって来ました。やはり著者はスロースターター❓、最終四巻に期待します。トータルの感想は、全四巻読了後に。 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=00003863972024/04/29

misa*

38
このシリーズも残すところあと1巻。今作はだいぶ悪意が満ちてきている雰囲気に、ただならぬ次作のラストへ向けて戦いが始まる予感しかない。アンガスとセラの想いがしっかりと言葉として伝わりますように。みんなが笑顔で幸せに暮らせるようにと願うばかり。そしてレッドがどうしてそうなってしまったのかの真相も、アザゼルって何?ってことも、姫とは何者?ってことも、すべて綺麗に回収されたらいいな。2024/03/22

よっち

28
ツァドキエルとの激闘を制して記憶と声を取り戻し、自らが歌姫であることを思い出したセナ。本の姫とアンガスたちは彼女の故郷であるカネレクラビスを訪れる第3弾。ウォルターや再会したエヴァグリントを新たな仲間に加えながら、向かった最後の聖地カネレクラビスでも起きていた文字による災い。〈本の姫〉は様々な土地で文字を回収するたびに蘇る記憶に悩まされ、一方でアザゼルのエピソードでは聖域の天使との戦いが行われましたけど、仲間として育んできた絆が感じられる旅や、セラと交わした約束が果たしてどうなるのか最終巻に期待してます。2024/04/23

にぃと

9
前巻の激闘を経て、新たな仲間を加えたアンガスたちの旅路は相変わらず楽しそうだし再会もあり、しかし少しずつ世界の衰退と分断そして悪意が感じられる展開が増えてきた。アザゼルを中心としたもう一つの世界でも天使たちとの激しい戦争が始まり、ハラハラする展開に。そんな中でもそれぞれ最初の頃にはなかったロマンスがあり、ますます続きが気になる。次巻も楽しみにしたい。2024/03/16

YABI-chan

4
どんどん仲間や協力者が増えてアンガスの希望にもつながる一方、アザゼルのほうはドールとの戦いが繰り広げられる。大切な人を守りたいだけなのに…ラピス族の笑顔で来世を語り、アザゼルに今を託す勇姿は感動する。多崎さんの描く希望は本当に素晴らしい。物語はラストスパート。アンガス側はレッドと、アザゼル側はツァドキエルだろうか、とにかくついに最終巻!2024/04/14

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