内容説明
そこは、指先に小さな奇跡をくれる場所――。元神様の店長と元狛犬の看板犬が営む不思議なネイルサロンを舞台にした、ほっこり現代ファンタジー! ある日突然会社をクビになってしまった、寿明日香。途方に暮れていた明日香は、偶然出会った可愛らしい犬に導かれ、京都東山の細い小路の奥にある「ネイルサロン彩日堂」に迷い込む。その店のオーナー兼ネイリストの千手観月にネイルをしてもらった明日香だが、翌日不思議なことに指が勝手に動き出して……。頑張るあなたに贈りたい、癒しの物語。文庫書き下ろし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shokopan
2
ネイルサロンが舞台という設定は、意外と他にあまり見ない気がしたので、珍しくて良かった。ネイルそのものに何だか夢がある(並んだ色とりどりの小瓶、ラインストーン、工夫を凝らしたチップ、アロマ香るハンドケア…好き…)から普通にただ舞台としても、お仕事小説としても、ネイル中って何気ない会話から色々な情報が集まったりするので推理ものもいけそうだし、もっと他にもネイルサロンが舞台の小説あっても良さそうなのに。2024/03/22
ごま
2
ネイルサロンを舞台にした小説は多くないので、想定とタイトルに惹かれて購入。初読み作家さんなので他作品のことはわからないけど、大人が読むにはうーーむ。。。って感じ。主人公の明日香がクビになるいきさつとか含めて、全体的にお仕事描写が違和感。社会人の話にせず、迷い込んだ少女とかファンタジー方面に振り切ったほうが楽しめたと思う。古内一絵の『マカン・マラン』シリーズみたいに、序盤の「いろいろしんどい人」の描写にリアリティーがないと面白くないもんだなと実感。2024/03/18
すじこ
1
🎶♪手と手をあわせてしあわせ。優しい日本の色のネイルと、神様とその周りの方々たちの話。タイトルと表紙が良い。最大の謎は、人間の明日香の給料は払われているのか?お店は売上がないのに、どうしてるのか?そのあたりがかなり現実味にかける、ライトノベルなら許されても、文芸としてはどうなのかしら。2024/10/31
pom
1
表紙の紫が印象的で手に取りました。 神様がネイリストという設定はまた面白いな〜と思っていましたが、読み終えるとなぜネイリストなのか腑に落ちました。 先が気になって毎日読み進めるのが楽しかったです♪2024/04/29
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