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内容説明
将棋教室の存続が決まったことで、竜王戦に挑む理由を失った月山。4回戦・山岸九段との対局に遅れて現れた月山は覇気をなくし、ただ終わらせるためだけに盤に向かう…だが!? 一方教室でその対局を見守っていたアンナはあることに気づいてしまう。誰よりも将棋を愛する吸血鬼・月山の挑戦の行方は…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
47
問題。読者の思考と興奮を極限まで振り切らせるとどうなる?答え。この巻の鈴木さん。勝利のための勝利から、貪欲のための勝利へ。正真正銘なこれは死合。七島名人のスランプと勝利への貪欲さのオーラと黒が迫力あってさらに読ませてくれる。勿論応援する人々にも。そして伊津先生のパフェにも。2024/05/29
空のかなた
16
益々面白くなってきた。吸血鬼月山が将棋教室の再建のため、という目標がなくなったことで、ある意味完全体へ。ついに矢倉の名手の七島名人との対局。七島名人の設定が闇を抱えていて興味深い。筋肉トレーニング、負けた時の屈辱を許せずに努力に努力を重ねて、なお自分より強いものを憎む。新堂竜王を任した時のドヤ顔のアップは凄まじい描写。対局中は背中から殺気混じりの闇のオーラが立ち込めている。月山の最善手に周りはおののく。ムサシと小次郎の決戦を模したページは見惚れてしまう程。2024/05/25
有理数
8
吸血鬼が将棋を指す異色の将棋漫画第六巻。極めて面白い。竜王戦トーナメントはついに名人との対決へ。吸血鬼・月山は、一度自分が戦う意味を見失いかけるも、自分の力で再び奮い立つ。月山はいつも「自分は吸血鬼であり、人間とは相容れない」という疎外感を持っている。それはネガティブな感情だが、竜王戦という一世一代の大勝負では「人間とは違う存在だからこそ、人間と対等に戦えることが嬉しい」というポジティブな感情にすり替わる。その精神の昂ぶりがカタルシス。七島名人との激闘は、頭脳戦と感情戦の両輪で、激熱だ。次の巻へ。2024/08/04
よねはら
4
言いにくいけど、鈴木さんは元からヤバい人だったよ。鈴木さんも大興奮の七島名人戦、画面から迸る圧が凄すぎて将棋の戦いなのにガチで命の獲り合いをしているかのようです。棋士生命という意味ではその通りかもしれませんが。作者コメントによるとあと2巻で完結?我々読者にも月山さんの戦いをもっと見せてほしい…!2024/04/21
笠
3
3.5 竜王戦本戦トーナメント準決勝。ここで名人なのか。確かに、挑決の三番勝負で名人相手だとさすがに厳しいかも。七島名人、切間撻器みたいな性格してるな。ヴァンパイアハンターの女の子に正体がバレるが、案の定大した問題にならず。そもそも教団の設定はかなり雑な感じがする。ここを乗り越えたら次は棋聖相手に三番勝負、意外とすぐそこまでゴールが見えてきているが、山場は作れるか。2024/10/11
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