内容説明
周知のように神道は明治維新から第二次世界大戦敗戦までの数十年間をのぞいて、自然信仰(アニミズム)や仏教と融合(習合)し、日本人にとっていわば根源的存在(血・肉・骨)となっている。それは習俗、儀礼、ならわしなどとして、合理的デジタル社会となった現在でも習慣的に行われているし、人気アニメの舞台として取り上げられた神社がいわゆる「聖地」と言われ、多くの若者を中心に絵馬の奉納を目的とする「巡礼」が流行し続けている。また環境問題が語られるとき必ずと言っていいほど「鎮守の森の思想」や「式年遷宮」といった神道に関することばが取り上げられている。本書は、気鋭の神道学者による幅広い視野から書き進められた一般向け教養書といえよう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
明るい表通りで🎶
32
神道。身近な宗教かもしれない。2025/04/16
Ohe Hiroyuki
4
神道を多面的にとらえながら、その実相を説明しようとするものである。佼成新聞に連載された記事を基に書籍化されたものであり、一つ一つはコンパクトかつ写真などを交えてビジュアルに書かれているので読みやすい。▼本書を読んで思うのは、神道とはすなわち日本の歴史そのものであり、私たちの生活の身近なところに神道は存在するということである▼巻末には、神道についてのTipsが掲載されており、こちらはコンパクトでありながら、内容が濃い。本書を読めば、神道について何となく感覚をつかむことができるように思う。2024/03/30
しょうこ
2
神道を学ぶことで日本の根源、大切にしてきたものが感じ取れると思った。アニミズムからはじまり、様々な価値観を寛容に受け入れ多様性に満ちている。自然と人の共生を今後も引き継いでいけたら。 ケガレや神話、様々な信仰、通過儀礼についてもっと知りたくなった。身近な神社を周り由緒や違い、行事、大切にしていることを学びたい。まずは産土神社、氏神神社から。 伊勢信仰、八幡信仰、稲荷信仰、浅間信仰、住吉信仰、出雲信仰、諏訪信仰、祇園信仰、天神信仰、熊野信仰、白山信仰、日吉信仰、宗像信仰、厳島信仰、春日信仰、秋葉信仰 2025/09/06




