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内容説明
ドノバンは窮地に立たされていた。弁護士事務所の共同経営者になるためには妻が必要だと言われ、婚約したと嘘をついてしまったのだ。数日後のパーティーにフィアンセを同伴しなくてはならない。そこへ、隣人のサラが現れた。まさに天の助けだ。ドノバンは彼女にほほえみかけた。嘘がつけない私に、フィアンセのふりなんかできるわけがない。サラは断ろうとしたものの、経営するインテリアデザインの店に援助を約束され、心が揺らいだ。店は倒産寸前の危機に陥っていた。
著者等紹介
ジェイコブズ,ホリー[ジェイコブズ,ホリー][Jacobs,Holly]
ペンシルヴェニア州に夫と四人の子供と共に住んでいる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
9
ヒーローが法律事務所のパートナーに昇格するために思い付いた偽装婚約があっという間に具体的な結婚式まで進んでしまうお話。読み進めるとどうもふたりともお互いに一目惚れ。でもじれったいふたりの仲はこういう事態でもなければ進展しなかったかも。アイスマンと綽名されるヒーローが実はとても家庭的で世話焼きで料理好きというのが意外で素敵。経費を節約するために事務所で寝泊まりしていたヒロインに全うな生活をさせようと無理やり家に連れ帰り、せっせと手料理を食べさせる!何故そこまでするのか、自分の恋心に気づかない鈍さに苦笑~。2015/01/20
akiyuki_1717
1
弁護士事務所の共同経営者になりたいばかりに婚約者が居ると嘘をつき、代役を探さなければならなくなったヒーローの前にヒロインが現れる。インテリアデザイナーとして駆け出しのヒロインはヒーローの頼みを受ける。店の奥の休憩室で寝泊まりしていると知ると、ヒーローは自分の家に半ば脅迫的に連れていき、食事の世話まですることに。ヒロインは皆に好かれてしまい、引くに引けない事態に。反発しあいながらもほぼ一目惚れ同士。ほのぼのとしてはいるけれど、盛り上がりには欠けたかなぁ2021/02/25
ちはや
0
☆☆☆ちょい泣2004/07/12