ビジネスマン必修「金融工学」講座

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569611211
  • NDC分類 338.1
  • Cコード C0034

出版社内容情報

  金融の最先端技術といわれる「金融工学」を、その歴史的背景から中味、未来までをわかりやすく解説。すべてのビジネスマン必携の一冊。  昨年初めて登場した「金融工学」という言葉もすっかり日本に定着した感がある。当初、金融工学というと、何かお金を無尽蔵に生み出す打出の小槌のような印象を持った人もいたのではないか。しかし、さすがに今ではそのような幻想を抱いている人はいまい。特に大手ヘッジファンドの雄といわれたLTCMが金融工学の使い方を誤って破綻したというニュースは、金融工学への甘い幻想を打ち砕いたといっていい。▼本書はそうした金融工学の本質を一般のビジネスマンでもわかるよう講義形式で解説。その特色は1.数式の苦手な人でもわかるようにした点、2.複雑な金融技術を歴史の流れの中で解説したという点である。巷にはいま金融工学の本があふれているが、おそらく歴史的視点から考察したのは本書が初めてであろう。▼著者はまた第一線の証券マンであり、ディーリングルームの中の生きた金融工学を語っている点で、学者の書いたものとは一味もふた味も違っている。  ●第1講 金融工学の夜明け前 ●第2講 金融商品の基礎知識 ●第3講 金融技術による市場の発展 ●第4講 金融工学とは何か ●第5講 金融工学の光と影

内容説明

本書は、金融技術の現実的な姿をご紹介するとともに、「金融工学」と呼ばれる先端分野について、その社会的な意味を現代金融市場の発展の流れの中で捉えようとしたものです。そのために金融工学の定義をかなり広義に捉え、実際の商品化に用いられている金融技術を具体的に描写しながら、「金融工学」という実学分野を説明しています。

目次

第1講 金融工学の夜明け前
第2講 金融商品の基礎知識
第3講 金融技術による市場の発展
第4講 金融工学とは何か
第5講 金融工学の光と影