内容説明
パートナーの言動や態度が怖くて、自由にものが言えない。何から何まで、彼の言うとおりにするしかない。何かにつけて、心を傷つけられる。そんな状況が続くと、あなたは苦悩し、自分を失っていくでしょう。それは、「モラル・ハラスメント」といわれる暴力です。加害者は、あなたを自分の思いどおりに支配することしか考えていません。そのままでは、生き生きとした自分を取り戻すことはできません。結局は別れるしかありません。本書は、そんな被害者に寄り添いながら、さまざまな不安や疑問を解消するために、「モラル・ハラスメント」とは何か、そしてそれにどのように対処するべきかを、丁寧に説明しています。「モラル・ハラスメント」を乗り越えるための決定本です。
目次
第1部 モラル・ハラスメントって、なんですか?(結婚生活が辛い。;妻の暴言や暴力がひどい。 ほか)
第2部 「気づく」ことの意味(逃げる決心が、できません。;別れる以外に、本当にどうしようもないのでしょうか? ほか)
第3部 別れることを決めたら(夫にどうやって、離婚の意思を伝えたらいいのでしょうか。;家を出るときに、私から「離婚したい」と言ってはまずいのですか? ほか)
第4部 離婚への道案内(調停や裁判は不安。話し合いで解決したい。;私が全ての権利を放棄すれば、離婚してくれると言います。 ほか)
著者等紹介
橋本俊和[ハシモトトシカズ]
1972年11月生まれ。1996年3月京都大学法学部卒業。2003年10月弁護士登録(大阪弁護士会)。2008年1月あおば法律事務所開設
橋本智子[ハシモトトモコ]
1972年10月生まれ。1996年3月慶應義塾大学法学部卒業。2003年10月弁護士登録(大阪弁護士会)。2008年1月あおば法律事務所開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。