著者等紹介
タカタカヲリ[タカタカヲリ]
武蔵野美術短期大学生活デザイン学科卒業。デザイナーを経て、フリーイラストレーターに。2004年「第5回ピンポイント絵本コンペ」優秀賞受賞。日本児童出版美術家連盟会員
ながしまけい[ナガシマケイ]
永島計。早稲田大学人間科学学術院教授。1985年京都府立医科大学医学部医学科卒、1995年京都府立医科大学大学院医学研究科(生理系)修了。京都府立医科大学附属病院医師、Yale大学医学部ポスドク、大阪大学医学部講師を経て2004年4月から現職。専門は体温、体液生理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
26
体に関する絵本は、借りた側からあっという間に読んでしまうオタマさん。オトンと脳の作りが似ているんだろうなあ。ま、オカンも体のしくみを知るのは大好きだったからな。私たちが子供の時よりも本当に色々なことが発見されていて、絵本もテレビ番組も、博物館の展示も驚くことばかり。こういう絵本は本当に楽しいなあ!…いま、プールのためにオタマが横で体温測ってます。…わざわざ婦人体温計で…。2018/07/11
♪みどりpiyopiyo♪
25
読書メーターで見かけて、タイトルが気になり読んでみました。素朴な疑問に答える科学絵本です。コンパクトによくまとまってて、さすがプロ☆ ■「熱がある」ってどういうこと?、暑くても寒くても同じくらいなのはなぜ?、恒温動物と変温動物、震えと発汗、食事と運動(食事で摂った熱量の半分以上は体温維持に使われてる)、冬眠、エアコン、着衣の調整、暑さ寒さに慣れるの大事、免疫と発熱(炎症)、等の基礎知識が得られます。■「僕の体重と同じ重さの水を何年間も37℃に保つとしたら、すごく沢山のエネルギーが要るね」が印象的でした♪2016/12/04
こふみ
16
何年も適正な体温を保っている体の凄さに気付かされました。2022/05/14
ヒラP@ehon.gohon
14
私の働いたいている事業所では毎朝利用者さんの体温を計るのですが、体温が安定している人、波がある人、様々で不思議に思っていました。 熱がこもりやすい人、通所前の行動、この絵本に書かれている、自己制御が働かないこともあるのだと思いつつ、37度前後ということが基準と知ってある意味ほっとしています。 微妙な体温変化に一喜一憂するよりも、病気の原因を作らないことが大事ですね。 子どもたちには、体温の仕組みだけを伝えましょう。 2018/08/28
いろ
14
8歳男児が発熱時,体温に興味を示したので,体温の科学絵本を。シリーズ2冊目。小さい子でも読みやすい長さなのに,多岐に渡り詳しい内容がスゴイ。母(私)は,主人公が調べてみよう!と考え実践するところに感心。しかも,自分の体温を毎日測るだけでなく,家族や南北の親戚にまで問い合わせるとは! 各種動物の体温も色々分かる。鳥類の体温が高いところに,息子は驚いていた。また,ラスト「体重と同じ水を何年も(=一生)37℃に保つって大変!」という事にとても共感していた。ながしま先生みたいなお医者さんが身近にいるっていいな~。2016/10/21