内容説明
台湾は本当に「LGBTユートピア」なのか?
22人のマイノリティの語りに向き合い読み解かれる、
揺れ動く台湾の実相と、いくつもの〈性/生〉の「現在地」
目次
序章 「台湾=LGBTユートピア」像の広がり
第1章 ホモナショナリズムはどのように語られてきたか
第2章 反婚視座をめぐるアンビバレンス
第3章 ナショナルプライドをめぐるアンビバレンス
第4章 「われわれ台湾」vs「かれら中国」で見えなくなること
第5章 国際同性婚における「一國四制」と理想的移民像
終章 名もなき運動や声と共に
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀬希瑞 世季子
5
同性愛嫌悪的な保守派の団体は、同性婚を合法化させる事が「国家の基礎の破壊」に繋がると信じ、「他アジア諸国へのグローバルな性解放に貢献する事」を「国家の災害」と捉えており、かれらにとって「同性婚に反対する事」は、皮肉にも同性婚推進派と同様に、「国家やアジアのための闘い」になっている。2024/10/29
とうせい
1
★★★★★2024/07/18
そら
0
「アジア初の同性婚合法化」をした台湾が、ナショナリズムを意識する際に中国を念頭におくことだけにとどまらない充実したインタビュー内容だが、とはいえ中台の確執は個人的に想像以上だった。2024/01/23
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