内容説明
ドイツ南部を流れるドナウ川の源流や上流域には保存条件にめぐまれた遺跡が集中する。ネアンデルタール人の旧石器時代から、ケルト人が現れた鉄器時代を経てローマによる支配に至るまでの遺跡を探訪。ドナウ川を遡上した人類が、音楽や彫像などの創造的文化を達成する過程を追究する。日独の比較を通じ、環境・遺跡保護の問題についても解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
loanmeadime
18
ドイツ南部を流れるドナウ川を舞台にローマ帝国が進出してくるまでの歴史を辿ります。地域を限定したことで、文化の流れを飲み込みやすい書物になっています。石器人がマンモスの骨で作ったフルートの再現という魅力的な記述がありましたので、検索してみたら演奏を聴けるサイトがありました。マンモスや毛サイが行きかうドナウ川河畔に佇む遠い先祖を妄想してしましました。ケルト人の築いた城市のオッピドゥムに関連して検索すると、少し前に読んだ池澤夏樹氏の「パレオマニア」に出てきたメイドン・キャッスルがヒットして少し感激しました。2025/09/30
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