サクラの守る街

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サクラの守る街

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  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065314562
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

『あめつちのうた』
著者の最高傑作!

「拳銃も持てない」「逮捕もできない」そんな最弱の守護神!

トラウマを抱えた4人の警備員が守るもの。
「人間としてのプライド」
「最低限の生活」
「それは、もちろん正義」
「守りたいものなんて、とうになくしました」
人生に迷った者だけが見つけた答えとは?


6年前、3億円盗難事件を引き起こし、信用が失墜したサクラ警備保障株式会社。佐久良社長は経営立て直しの中過労で亡くなり、現在は息子の光輝と基輝が跡を継いでいる。父は何を守ろうとしていたのだろうか。そして、俺は何を守ればいいのだろうか。答えの出せない弟の基輝は、人事部次長として面接をすると最後に「あなたは何をまもりますか?」と尋ねるようになった。
過去、保護観察処分を受けながらも父のコネを使って警備員となった男。交通誘導をしている高齢男性。万引きGメンだったときの失敗がトラウマとなっている女性。戦死した画家の絵にとらわれている小説家。
4人の日々を見つめ、自分を顧み、基輝がたどり着いた守ることの意味とは――。

もう一度問います。
「あなたは何をまもりますか?」

内容説明

6年前、3億円盗難事件を引き起こし、信用が失墜したサクラ警備保障株式会社。佐久良社長は経営立て直しの中過労で亡くなり、現在は息子の光輝と基輝があとを継いでいる。父は何を守ろうとしていたのだろうか。そして、俺は何を守ればいいのだろうか。答えの出せない弟の基輝は、人事部次長として面接をすると最後に「あなたは何をまもりますか?」と尋ねるようになった。過去、保護観察処分を受けながらも父のコネを使って警備員となった男。交通誘導をしている高齢男性。万引きGメンだったときの失敗がトラウマとなっている女性。戦死した画家の絵にとらわれている小説家。4人の日々を見つめ、自分を顧み、基輝がたどり着いた守ることの意味とは―。

著者等紹介

朝倉宏景[アサクラヒロカゲ]
1984年東京都生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。2022年『あめつちのうた』で第1回ひょうご本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

116
朝倉さんのお仕事小説はやっぱり読み手を問答無用で引き込んでくれますね。今回のお仕事は「警備」です。父が起こした警備会社に勤める「基輝」は兄「光輝」と反発し合いながらも、なれない環境の中で奮闘しています。人事担当の立場から様々なキャリアで勤務する担当者それぞれの思いを胸に自分自身の仕事に対する思いも自問自答しています。過去に父が関わるコトになったある事案から父は急逝し、未だに仕事も家族との関係もスッキリしない弟「基輝」は新たな本当に守りたいものとは何かを考え続けます。仕事への情熱の大切さを感じる作品です。2023/06/25

ma-bo

110
朝倉さんの新作は警備会社が舞台。社員の不祥事で信用が失墜し立て直しの中創業者の父が亡くなり、息子の光輝(兄)が社長と基輝(弟)が人事部長として跡を継いでいる。内容としては警備に携わる様々な境遇の社員の目線から描かれる。基輝が尋ねる「あなたは何をまもりますか?」という問いかけでの自問自答を絡め、担当者の過去や仕事への想い・決意を描いた良作。1号警備:施設警備員 2号警備:交通誘導・雑踏警備員 3号警備:輸送警備員 4号警備:身辺警備員・ボディガード。2023/07/25

ゆみねこ

99
「あなたは何をまもりますか?」と面接時に尋ねるサクラ警備保障の人事部次長の弟基輝。社長は兄の光輝。父の急死であとを継いだ兄弟は、それぞれに屈託を抱えている。警備に携わる4人の社員はコネ入社の若者、元教師の高齢男性、元万引きGメンの女性、やる気が無く派遣先の美術館からの苦情が絶えない元小説家の男。警備という仕事の奥深さを感じ、何もない日々に感謝!朝倉さんのお仕事小説、最高。2023/07/06

itica

89
テーマは「守る」。兄弟で支える、亡き父の遺したサクラ警備保障会社。警備員4人にスポットを当て、それぞれの過去や煩悶、迷いそして決意と言ったものが仕事を通して描かれている。警備と言っても仕事は多岐に渡る。それを知ることで改めて大切な職業であることが分かった。第2章の「最低限の生活だよ」が特に好き。 2023/05/30

花ママ

68
サクラ警備保障会社を亡き父親から引き継いだ長男と、それを手伝う次男。そしてこの会社で働く4人の人々の物語。父親のコネで警備員になった男、交通誘導をしている元教師の高齢男性、万引きGメンだったときのトラウマを抱えている女性、戦死した画家の 絵にひかれる元小説家の男。それぞれが自分を見つめ、たどりつく過程がしっかり描かれていました。警備会社の仕事の仔細も知ることができ、よかったです。#NetGalley Jpにて読了。2023/06/09

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