- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
とんちで知られる一休宗純。
その人生は波乱にみちたものであった。
将軍、天皇、僧侶、侍、民衆…さまざまな身分の人間の思惑が混ざりあい、混乱を極める室町時代。
高貴な身分でありながら出自を隠し、真剣に悟りを目指す一休宗純は迷いながら懸命に生きる。
矛盾と不条理と苦しみに満ちた世間のなかで、どのように生き、そして死ぬのかを考えるきっかけとなる傑作。
アングレーム国際漫画祭遺産賞を受賞し、世界からの評価が高まる坂口尚。
その遺作となる本作は、日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した幻の作品。
大判かつ高精細な印刷で、人生の指針を与えてくれる本作をお楽しみください。
第4巻で描かれるのは、老境の一休。死を目前とする老いた肉体と精神の全記録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さっちも
17
仏教国って案外少ない。インドでは階級を解放するはずの仏教は根づくことなく、カースト制度がつい最近まで幅を利かせていた。人はありもしないものをあると思いこんで縛られて生きる。本能が壊れて、知能で生きるのだからしかたないのだ、程度の差こそあれ免れない。この腹で理解するのが極端に難しい仏教という宗教?思想?哲学?自分の価値観を一旦消去しないと受け入れがたく、支配者層にしてみれば寝た子を起こしかねない危険な思想だと思う。この本にあるように民衆に分け入って実践で説き伏せていこうとしたかは疑問。一休の居た大徳寺には2025/01/09
コリエル
8
完結。悟りを得ては道にある石ころのような煩悩に足を取られて煩悶し続ける一休だったが、その表裏一体こそが人の生であると。臨終の言葉が死にとうないであったと伝えられるのも彼らしい人を食った様で、らしくて良かった。この作品を子供の頃に読んだ時よりは彼の思惟について少しは理解出来たような気がする。2024/11/08
KDS
3
「煩悩の中に悟りあり!悩みがなければ悟りもない。苦しみがなければ楽しみもありえない。哀しみがなければ喜びが何かもわからない!葉の裏表のように張りついている一方を捨てさることなど出来はしない!これが生だ!これが生きるということだ!!」これこそ一休が「気づいた」という真理。そう、実は真理とは当たり前のことだったのだ。多くの人々がそのことに気づかずに生きている。様々なものに縛られがんじがらめにされてしまう世の中で、人はもっと自由な存在であっていいはずなのではないだろうか…ということに気づかせてくれた作品だった。2024/02/23
-
- 電子書籍
- メイドのエミリーは今日も笑わない【単話…
-
- 電子書籍
- もしかして…
-
- 電子書籍
- リアル高齢者白書~元気すぎるぜ!下半身…
-
- 電子書籍
- 勝ち抜け!サバイバル投資術 - バブル…
-
- 電子書籍
- 居酒屋(下)