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内容説明
「人はまだ どこかで起きている」静かな夜を旅するような、心に青が沁みるSFファンタジーコミック。 ある宇宙、人は「トビアスの木」の毒によって「覚めない眠り」につきはじめていた。ほとんどの住民が眠ってしまった星は「まどろみの星」と呼ばれた。これは「まどろみの星」を訪ね、残された文化を記録・保存する、プラネタリウム・ゴースト・トラベル社(通称PGT社) 星旅人(ほしたびびと)・登録ナンバー303の物語。
※2024 年2 月現在 WEB 連載中・ 1 話無料公開中です。
※本コンテンツはパイ インターナショナルより刊行された作品「星旅少年3 巻」の単話電子版です。重複購入にご注意ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
46
303の正体は・・・。トビアスという、人間を眠りに導き木に変えてしまう存在のゴースト。そのトビアスが303の身体を借りて日常を堪能する・・・と言ってもやはり、眠りに満ちた静かな世界には代わりがないのだが。ラーメン屋さんのエピソードの広がりにはちょっと泣かされた。皮肉屋なトビアスが出会う(袋麺)ラーメン屋の店長が抱くライバル(カップ麺)ラーメン屋への気持ち。勝手にミスリードしてしまったが、そんな切ない、言葉にならない気持ちを描かせたなら、この作者さんは天下一品かも。(続)2023/11/09
Roko
27
303の謎が少し解けてきました。彼に懐いている少年のこと、ラーメンが好きなこと、なぜいつも一人で旅をしているのか?人は大勢いても、みな眠っているのです。彼らが目覚めることはあるのでしょうか。それとも、眠る人がどんどん増えて行って、最終的には誰もいなくなってしまうのでしょうか。#星旅少年3 #NetGalleyJP2023/07/21
ワッピー
24
青い世界の表紙もそのままに第3巻。この巻はこれまでと違って、寂しさを湛えた303号の過去にフォーカスします。何のために生まれたのか、そしてなぜそのときでもないのに目覚めたのか?アビとの儚い時を過ごしながら、抜け殻のようだった「彼」は次第に望みを持つものに変化していく。腹を空かせてサポイチを探しに行くシチュエーションもぐっときますが、ようやく見つけたラーメン屋でのやりとりもまた涙腺にケリを入れてくる思い出の話。なるほどそういう存在だったのかと思う反面、「なぜ」はまだなだ先になりそう。青い星はどこにある?2023/09/10
まぁみ
10
303のこと知りたい!もっともっと。Staff card がJURI(505) で嬉しい♪303と並べてニンマリしているのは私です(笑)。2023/07/23
耳クソ
10
暗闇を照らすには光が必要というところから考えているのかもしれない。2023/07/24