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内容説明
犬森祥子。バツイチ、アラサー。職業・見守り屋。営業時間は朝の五時まで。
唯一の贅沢は、仕事上がりの晩酌ならぬ「ランチ酒」――。
様々な事情を抱える客からの依頼が舞い込む「中野お助け本舗」。
祥子の仕事は、人やペットなど、とにかく頼まれたものを寝ずの番で見守る「見守り屋」だ。
そんな彼女の唯一の贅沢は、夜勤明けの晩酌ならぬ「ランチ酒」。
別れた夫のもとで暮らす愛娘の幸せを願いながら、束の間、最高のランチと酒に癒される。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろねこ文学
5
主人公の犬森祥子は、見守り屋という、人やペットなど何でも寝ずに見守るという変わった仕事をしている。仕事上がりの「ひとりランチ酒」が唯一の楽しみで、そこが見所。料理すごく美味しそう。だけど、見守りの依頼人が、シングルマザーのキャバ嬢とか、初期認知症の母親を持つ息子とか、いろいろワケアリで、さまざまな人生が描かれていてなかなか興味深く、むしろこっちが中心じゃないかと思う。ランチはアクセント的存在? 主人公の境遇がかなりシビアらしいので、今後そっちの掘り下げの方も進むことに期待したい。2024/02/15