内容説明
瘴気を払うことができる唯一の存在、聖女。その候補として学園に通うキャロルは、周囲の期待に応えるため、厳しい修行に耐えていた。しかし、聖女選定の儀式で発現したのは、触れたものを腐らせる恐ろしい『腐食の力』!? 聖女としてふさわしくないと学園から追放を言い渡されたキャロル。悲しみに暮れ絶望するかと思いきや……?
「お望み通り出て行ってやるよ」
と学生服を脱ぎ捨てて……!? 実はこれまでの真面目な姿は演技だった! こうして自由な旅に出たキャロルは、平穏な生活を望むも、行く先々で無意識に目立ってしまい、次第に噂が広まり始めて――?
一方で他の聖女達は、世界の平和を祈る巡礼を行っていた。そんな中、キャロルはかつての友であり、水の聖女となったマリアベルが、危険な謀略を巡らせていることを察知する。真相を確かめるため、急ぎ向かおうとするが……? 神を信じない最強“不良”聖女が世界を救う冒険譚、開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
尚侍
11
とっても面白かった。あとがきで作者が触れているように非常にしっかりと作られた世界観の中の物語で、話に安定感があるのが実によかったです。主人公の設定もさることながら、マリアベルの二面性がきっちりと描かれているのが良く、こういう立ち位置の女性キャラをここまで描き出すのはなかなかできないと感心しました。悪女ではありながらもそれだけではない彼女の存在感が大きかったことで、物語全体が締まったように感じました。読書メーターでの登録数は少ないですが、こういう作品は多くの方に読んでもらいたいですね。2024/03/03
りんりん
8
★★★★☆ 面白い。重くてハードだけど展開が早くて読み止まらない。悩んで傷ついても前に進む少女達が良い。次巻楽しみ。2024/03/29
水無月冬弥
3
追放物はよくあるけど一風変わった俺TUEEEな聖女ものでした。しかし、いくら伝承が間違っていても、あの力ながら追放されても仕方ないかと(苦笑)しかし、不良聖女って、設定上も不良聖女だとは思いませんでした。この巻で水の聖女をわからせたわけですが、1巻で1人ずつわからせるのかな?2024/08/23




