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内容説明
【明日なき未来、希望なき街で今日を生きていく、そのために――。】
2世紀もの間冷戦が続き、ソビエト連邦が崩壊しなかった現実とは異なる歴史を辿った“もしも”の近未来。機械化されたゴロツキどもがうごめく2160年のモスクワに骨董品の機関銃を背負った、生身の《掃除屋》ダニーラ・クラギンがいた――。ダニーラの少年時代、街の地下にて身寄りのない子供たちだけで寄り添い生きてきた過去。彼が生き延びるために身を投じた、《掃除屋》稼業の馴れ初め そして運命と巡り合った、とある夜が語られる――。『ゴブリンスレイヤー』の蝸牛くもが新たに描く明日なき未来を今日を生き抜くため、もがき抗う者たちを描くハードボイルド・サイバーパンク!!
(C)Kumo Kagyu/SB Creative Corp.Original Character Designs:(C)Noboru Kannatuki/SB Creative Corp. (C)2024 Koutarou Sekine
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
毎日が日曜日
8
★★★+2024/03/25
S_Tomo🇺🇦🇯🇵
1
主人公ダニーラが「掃除屋」となったかを描く回想回がほぼ今巻の全てでラスト一話のみ次のエピソードの冒頭の話となる。未来だけどソ連が崩壊していない世界で人体の一部を機械に変えて強化する技術があるのに音響カプラだったりレコードなりを使っているアンバランスな世界観は正にサイバーパンクといったところか。そして触れるか悩ましいが一巻と同じくムフフなシーンがあるが昨今の風潮だと何度も指折りながら数えてしまったり(笑)いずれにせよ面白いが舞台設定の馴染みのなさがプラスに働いている分、作品独自の長所は判断しかねる。2024/04/13
Tkc Knk
1
【☆☆☆】【次も買う】【2024年】2024/03/28