小学館文庫キャラブン!<br> 白天狗の贄嫁 毒持ちの令嬢はかりそめの妻となる

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小学館文庫キャラブン!
白天狗の贄嫁 毒持ちの令嬢はかりそめの妻となる

  • 著者名:朝比奈希夜【著】/桜花舞【イラスト】
  • 価格 ¥737(本体¥670)
  • 小学館(2024/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094073348

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内容説明

無能の令嬢はあやかしを魅了する。

 遥か昔、恐ろしいあやかしである天狗が現れて帝都を荒らし、人々を殺戮したという。陰陽師により天狗は山に封じられたが、その結界は五百年後に効果を失うとされていた。
 その五百年後である今日、陰陽師のたくらみにより、天狗を殺すための「生きた毒餌」にされた中村紫乃は、天狗が現れるという山に瀕死の状態で置き去りとなっていた。貧しい村で暮らす家族を助けるために自らの身を売り、姉と帝都にやってきた紫乃。だが、姉妹は騙されて毒漬けにされ、姉は紫乃をかばいながら死んでしまった。ひとり残され絶望する紫乃の命もまた尽きようとしていたが、目の前に現れた白天狗の左京はなぜか紫乃を襲うことはせず、逆に紫乃を助けるという。
「お前には他の人間とは違う何かがある」と左京に告げられる紫乃。あやかしを魅了する斎賀家の末裔ではないかと左京に問われるものの、紫乃に心当たりはまったくない。そんな左京もまた、黒天狗一族の中で唯一、白い羽を持つ特異な存在であった……。
 無能と言われ毒餌にされた娘・紫乃。一族を離れひっそりと生きてきた左京。辛い過去を持つふたりの出会いが、人とあやかしの関係を変えていく――!? 帝都あやかし婚姻譚!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らび

23
う~ん なんとかひねり出すとストーリーに癖がない、無さ過ぎて大きな柱があるとすれば「解毒」ですかね。貧困にあえぐ農家の娘が人買いに買われ行く先は遊郭ではなく毒に侵された体を天狗に与えその毒で天狗を始末する餌にされる。白天狗に助けられはしたもののすでに毒は全身にまわり手遅れと思われる。解毒に使われる赤い実を求め黒天狗と対峙するんですがわりとあっさり解決。めでたしめでたし。中盤は面白かったのですがラストに向けてドンドン急降下。これ系の物語では低評価でごめんなさい。2024/02/22

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