中公新書<br> イスラエルとパレスチナ 和平への接点をさぐる

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中公新書
イスラエルとパレスチナ 和平への接点をさぐる

  • 著者名:立山良司【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 特価 ¥693(本体¥630)
  • 中央公論新社(2024/01発売)
  • 麗しの桜!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~3/29)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784121009418

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内容説明

イスラエル占領地ヨルダン川西岸とガザ地区で始まった大衆蜂起(インティファーダ)は、PLOに画期的な方針変更を打ち出させる状況をつくり、イスラエルには一部ながら、PLOとの対話を求める公然たる声を生み出した。
さらに、ユダヤ対アラブの構図から、当事者間の問題解決へと変わりつつある。イスラエルとパレスチナ双方で現地調査にあたった著者は、両民族の長い受難の歴史の終わりを願い、和平への接点の可能性をさぐる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

33
ふたつの民族の闘いの歴史を見、これからの展望を考察したもの。何度か関連した書物は読んできたが、この本で知識が整理された。お互いに憎み合うユダヤ人とアラブ人。差別される側に立ったことのある者は、さらなる差別を行ってはいけないと思うのではあるが、あまりに互いの傷が深く、簡単に納得して治まるものでもないのだろう。どうか犠牲者がこれ以上増えないよう祈るばかりである。2014/08/25

kawa

19
本棚の奥に眠っていた30年前に著された本書。イスラエルの米大使館が、テルアビブから首都・エルサレム移転決定したことで、パレスチナ人が60人近くが死亡し2000人以上が負傷したガザ地区の混乱に興味もあり手に取る。イスラエルとパレスチナの問題が、解り易く記述されていて今回の事態の歴史的経緯も良く理解できる。この当時に議論されていた和平プロセスが、30年経った今も進展していない現状、問題の根深さが悲しい。 2018/05/30

警蓮社峻譽身阿

13
1989年刊、国連パレスチナ難民救済事業機関の職員で現地に5年程度駐在した著者が、客観的事実を中心にイスラエルとパレスチナの関係をつまびらかにする。パレスチナが自治区として事実上の独立を果たす前までが記されている。問題の起源は紀元前まで遡るものの、近代の状況の端緒は1900年前後のユダヤ人の帰郷運動にある。それ以来ユダヤ人はイスラエルの地を求めパレスチナ人と争ってきた。現在でもイスラエルの強硬姿勢は私には理解し難い。目下の事件も「ハマスのテロに報復する」という誤解をしてしまう人もいそうで恐ろしい。2023/10/22

owlsoul

9
旧約聖書において神がユダヤ人に与えた「約束の地」とされるイスラエル。「亡国の民」として世界中に離散したユダヤ人は各地で迫害を受け続け、それはナチスによるホロコーストで頂点に達する。大戦後、国際世論の後ろ盾を受けユダヤ人たちはイスラエルに自らの国を建国。しかし、その土地にはすでにアラブ人たちが定住していた。アラブ人から見れば、ユダヤ人に対する迫害や虐殺は欧州の出来事であり、自分たちとは何の関係もない。国際世論によって唐突に土地を奪われた彼らは、ユダヤ人への反感を強める。奪われた者同士の争い。見るに忍びない。2023/11/18

nobody

8
パレスチナ問題の解決は不可能である。パレスチナ問題の本質的論点はイスラエルの生存権にあるのだが、目眩ましをされ、現象的論点にしか過ぎぬ国連安保理決議二四二(第三次中東戦争におけるイスラエル軍の占領地からの撤退)が本質だと惑わされている。イスラエルの生存権を否定するのは今やPLO反主流派のみである。PLO反主流派の主張の「非現実性」、それがそのままパレスチナ問題の解決不可能性である。全てのイスラエルの言説は欺瞞・詭弁である。それは権力の悪たる本質の現象としての現れだ。権力の本質は悪というのは左翼イデオロギー2025/05/09

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