内容説明
カメラの選び方、被写体の選び方、写真技術の学び方、「ボケ」の功罪、ポートレートで重要なこと……。40歳から独学でプロになった写真家が書いた、自分の未来が変わる写真の撮り方。1枚でも写真を撮ったことのある人へ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
湿原
14
非常に興味深い写真論だった。写真を撮る技術のことではなく、主に精神的なことを書いている。「何のために写真を撮るのか」これに対して「表現としての写真は、自分が自分であるために撮る。表現することの意味は同じで、もし自分がいなければ世の中に存在していなかったものを作り出すことしかない。うまくなることよりも、自分が理想とする写真に向かって進むべき。自分の写真は唯一無二のものだという確固たる自負が必要」と著者は言う。プロの写真を真似しても意味がない。自分が好きなものを好きなように撮る。それが一番大事なのだ。 2025/11/05
コンチャン
13
カメラマンになりたい、ということはどういうことなのかを対話形式でわかりやすく説明された一冊でした。スマホがあればだれでも写真が気軽に撮れる時代だからこそ、安直に考えがちな部分にしっかりメスを入れてくれてます。所々で笑いも含ませながら、退屈させない作りになっていたと思います。2024/02/15
ほよじー
10
★★★★★カメラは被写体ではなく、撮る人(自分)の心を写している。撮る前にまず自分が撮りたいと思うものを選択すること。他人からの称賛を追い求めると自分が本当に撮りたい写真から離れていく。写真は文学。物語を考える。そうでなければ記録写真。一枚の写真から受け取る文学性が複雑で多様なほど、見る人に推理や誤読をさせることによってその写真の前に立ち止まらせる。これが写真の情報量。2025/09/06
梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
10
▼著者はカメラマンに「こんな写真を撮って」と指示する立場のアートディレクターをしていたが、40歳を過ぎて写真家に立場を転じた人。▼この本は写真のテクニックを解説した実用書にはあらず、「写真」の良し悪しについて対話形式で書かれている小説のような本だ。▼「自分が好きなものは、好きなように撮って構わない」「技術は表現の中のほんの8%」だと語る。また「写真は文学だ」と述べ、小説など本を読むことの大切さを語る。▼「いい写真」とは何か、について深く掘り下げている。スマホで写真を撮るのが好きな貴方におすすめしたい。 2024/04/12
しょうご
6
コロナ禍での給付金で購入したカメラで写真を撮るのがどんどん楽しくなっています。 これからどのように楽しんでいけば良いのかの道筋を示してくれました。 タイトルは何とも逆説的です。 確かにわざわざ撮りたくないものを撮る必要はありません。 他人からの評価を気にすることなく、自分が撮りたいものを撮っていけば自然とそれは個性になるのだと感じました。 対談形式で書かれており、読み物としても面白かったです。2024/02/11
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