内容説明
栃木県立那珂川水産高校(ナカスイ)の食品加工コースに通う2年の鈴木さくらは、海洋実習が楽しみで仕方ない。というのも、実習先の茨城県立那珂湊海洋高校の関清斗に一目惚れしたから。
海のありなしをめぐり両校の生徒がしのぎをけずるなか、さくらは実習のダイビングや手漕ぎボートで猛アピール、関の両親がデパートの水産加工食品フェアに出ると知れば、自らも出店を画策。
ところがアフターコロナの経済難で、高校生活を脅かす危機が勃発。起死回生の策として、さくらはフェアの売上トップをねらい食品開発に奔走するが……。
実習に料理に大奮闘! 大感動の青春物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みかん🍊
80
普通の子を脱出しつつあったさくらだったが、2年生になり目的を失っていたところ現れた騎士に一目惚れ初恋にまっしぐら、彼に会うために校外自習やテレビ出演そして百貨店での出店とフル回転で頑張る、ラノベか漫画かという設定ではあるが、魚の蘊蓄や高校生ならではの周り仲間たちの協力や応援に青春と言う感じで前作より良かった。栃木は日光に行った事があるだけ、茨城は行ったことないかも、土地勘がないので分からない事もあったが、海も山も川もある我が県にはここに出てくる魚はあるが酢イカって食べた事がない、酢タコのイカバージョン?2024/06/06
美紀ちゃん
73
なぎこさんは食べ物を美味しそうに書くのがとても上手い。カフェの那珂川コーヒーゼリーは底の氷はブルーで氷の隙間に小さなガラス細工の魚介類。15分待って目の前で出来上がるコーヒーゼリー美味しそうすぎる。下宿代、月に七万円。海への実習。茨城県の高校登場。海を見ると興奮するのはわかる!海なし県あるある。魂のこもった酢イカ!美味しそう食べてみたい。食べ物全部美味しそう。騎士様の関くんに告白。勇気があると思う。さくらは根性もあると思う。1年生の時の話があってこれ2年生の話だから3年生の話もあるよね!続編を期待したい!2024/01/27
よっち
43
ダイビング、手漕ぎボートに海鮮料理。川で鍛えた内陸県の水産高校生が負けられないライバル校と大勝負に挑む青春小説第2弾。三年生が卒業して二年生に進級したさくらのクラスに、転校してきた古民家カフェの娘・麻里乃。コロナ禍で中止だった海洋実習が再開されることになり、自らの恋に一喜一憂しながら、実習のダイビングや手漕ぎボートで猛アピールしたり、デパートの水産加工食品フェアに出店を画策するさくらには苦笑いでしたけど、思わぬ危機的状況にも直面しながら繰り広げる、個性豊かなキャラたちとの熱い青春はなかなか良かったですね。2024/01/30
信兵衛
26
のネーミング。 水産研究部の仲間たち(卒業生も含む)や先生たち、同級生たち等々の協力も得ながらさくらが本気で挑戦するところ、これぞ高校青春篇といった風で、爽快、かつ胸熱くなります。2024/01/21
tomtom
24
さくらの恋の暴走はちょっと読んでいて恥ずかしくなる。学生のうちにいろんなことにチャレンジしていて青春を謳歌しているのは羨ましい限り。2024/02/24
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