MFブックス 転生令嬢アリステリアは今度こそ自立して楽しく生きる ～街に出てこっそり知識供与を始めました～１

著者名：野菜ばたけ【著者】/風ことら【イラスト】

KADOKAWA（2024/01発売）

• ISBN：9784046831637

内容説明

前世では、主体性のなさを理由に恋人に捨てられた、公爵令嬢アリステリア。転生したこの世界では自立した女性になれるようにと努力を重ねた彼女は、王太子の婚約者に指名されていた。けれど今度は、お前は一人でも生きていけると言われ、一方的に婚約破棄を告げられてしまう。
王太子に見切りをつけたアリステリアは、婚約破棄の慰謝料としてクレーゼン領をもらい受ける。まずは領民の暮らしを知ることから、と、身分を隠して暮らし始めた街で、彼女は、現状を仕方がないと受け入れてしまっている、まるで前世の自分のような女性たちと出会う。「知らない」ことが、彼女たちの選択肢を狭めていると考えたアリステリアは、自分の持っている知識を広めることを思いつく！
転生令嬢の、おしのび平民ライフ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[なぎ]

前世の知識をフル活用してるけど、いわゆるチートではなくて着実に一歩ずつ自分の所領を良くしていこうとする堅実な展開が良かったです。アリステリアの簿記の説明が分かりやすかった。王太子がポンコツな上に自分勝手だったので、アリステリアの背負投げに胸がスカッとしました。領民達から慕われている彼女が今後どうやって改革していくか要注目。今回はガッツリ内政ものだったので恋愛方面にも期待したいですね。

2024/02/12

[bulbul]

理不尽に婚約破棄されたアリステリアが望んだのは自領を豊かに改革することだった。ガッツリ内政です。授業の副読本にすれば勉強が捗るのではないかな。

2024/01/28

[大島ちかり]

残酷なシーンなく、平民が知識を得て自分で収入を増やしていく、領主として一番効率的なやり方。その通り。

2024/10/20

[雪見だいふく]

どぐされ無能王子登場。父王はまともそうなのに、誰に似たのやら。こいつまだ何かやらかしそうなんだよね〜　主人公は何気に、前世で果たせなかった教師になる夢、今世で領民に色々教える事で叶えた感じなのかも。　次巻では、直接領運営に関わる何か、したりするのかな?

2024/07/27

[ちいたけ]

（紙）その地にあったそれそれのお悩み解決？。王子バカやったね。

2024/07/19