内容説明
けものが眼を醒ました
――読み継がれ、今なお新しい不朽の北方太平記
「おまえがいるかぎり、敗れるはずがない」
懐良親王と菊池武光はついに悲願の九州統一を果たす。
海の民や山の民、そして高麗との交易を知り、「武士」のあり方をさえ変える「新しい国」を構想する懐良。
そんな折、足利幕府の今川了俊が九州探題に任命される。
自分の星を追う男たちの生を、壮大なスケールで描いた著者初めての歴史小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
只三郎
10
2026年になったばかりであるが、本作は今年No.1の読了本としてランク付けしても良いかもしれない。 作者が描く登場人物、そして最後まで惹きつける彼らの生き様に胸が熱くなる。戦国、幕末ばかり読んでいたが、これからは南北朝時代の本も読んでいこう。2026/01/16
nonbiri nonta
2
高麗、そして大陸にまで目を向けながらついに九州を統一したかと思われた懐良と菊池武光だったが幕府は九州探題として今川了俊を送り込む。 そして征西府を襲う悲劇。 しかし北方さんの小説は人物本位に進むので突然視点が変わったりして戸惑うことも多い。面白いのだが全体像が俯瞰しにくいというのか。読み方が浅い?2024/05/24
イコ
1
九州がひとつの国になりかけて、砂上の楼閣のように崩れ去った。菊池武光と懐良親王の二人の漢の物語。最後の2章は圧巻。2024/10/03




