内容説明
食への追求はとまらない……。「丸かじりシリーズ」第47弾はファンに惜しまれながら幕を閉じた「週刊朝日」の最終回までを一挙収録。怒涛の全62本! 東海林ワールドは永久に不滅です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
46
【まだまだ、ショージ君は続くのであります。メデタシメデタシ】「丸かじり」シリーズも第47弾だが、遂に掲載誌『週刊朝日』が時代の流れに勝てずご臨終と相成り候。高齢で近年ご病気ネタが多くなった著者も併せてフェードアウトか、と寂寥感漂う思いぞして……とて無常の世を嘆いていたのだが、なに、しっかり朝日新聞の紙面で不死鳥の如く復活。しかも健筆ぶりは衰えを見せずだから。もう「敬服」の一言。てなことで、本書も心安らかな気持ちで愉しめた。哲学の教材としての太巻き、ナメコの世渡り、鯛焼きの開き、かき氷のペシペシなどなど。⇒2024/03/27
ナツ
4
安定の面白さ! ただ、残念ながら今回で最終回とのこと…2024/04/06
よだみな
4
最終巻となった。だんだんといいたいことをいうぞ的荒れ方であったが、落ち着いていつものペースになった。はしたないという言葉も久しぶりに見た。帯には「週刊朝日」よ、ありがとうと書いてあるけれども、そんな感謝の念は感じられず、むしろ急に戸惑いの方が大きかった。 いままで、どうもありがとうございました2024/01/29
ビーグル犬大吉
3
今回はいつもの東海林さんらしいキレがなく、大笑いには至らなかった。個人的には「たかが水、されど水」「ストローのズズズ問題」「大根の悪口」「ハーゲンダッツとガリガリ君」「今のお茶、昔のお茶」「ココ一番のココイチ」「無声映画甦る?」「タルタルソースの受難」「天ぷらかフライか」が面白かった。昔はバー付きのアイスクリームもあったし、私はトンカツにウスターソースを掛け、カキフライは醤油にレモンを絞って食べている。フライが定食屋で地位が高いのは納得だが、ネタの使いまわしもあった。ショージ君、36年間お疲れさまでした。2024/03/01
はる熊猫
2
『あれも食いたいこれも食いたい』36年の連載お疲れ様でした。岸部一徳稲荷ずし説と最終回が印象に残った。2024/04/06