ハーレクイン<br> 公爵の許嫁は孤独なメイド

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ハーレクイン
公爵の許嫁は孤独なメイド

  • ISBN:9784596532572

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内容説明

灰かぶり娘と公爵家子息の“友情”が、永遠の愛に昇華するはずもなく――

1771年フランス。孤児のリラはラングドック公爵家のメイドとして、12歳の頃から働いてきたが、使用人たちにいじめられてきた。つらいときに救いとなったのは、公爵の子息バスティアンの存在だった。リラはいじめられるたびにかばってくれる彼を密かに慕うも、身分違いも甚だしい恋などこの世界にはありえなかった。そんなある日、公爵の書斎に呼ばれたリラは、驚きの事実を告げられる。彼女はさる伯爵の、出生時に死んだと思われていた娘と判明したという!しかも父親同士の取り決めで、将来バスティアンと結婚するのだ、と。だが、弾みかけたリラの心に、バスティアンの冷たい言葉が突き刺さった。「君との結婚は私の計画にはない。私が結婚するのは、元使用人ではなく、非の打ちどころのない評判の高貴な女性でなくては」

■心の拠り所だったバスティアンからの容赦ない言葉に深く傷ついたリラ。彼が国外に旅立ってしまったため、その日を最後に二人が会うことはありませんでした――4年後に、彼が公爵となって帰国するまでは。気鋭の作家パーカー・J・コールが放つ、濃厚で情感豊かな灰かぶり物語!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さとちゃん

5
原題は"The Duke's Defiant Cinderella" 1771年フランスが舞台だからか、ヒーロー&ヒロインが二人ともフランス貴族とハイチ原住民との混血だからか、ヒストリカルにしてもちょっとテイストが違って感じる本作。読者が現代人だからその感覚に寄り添う必要があるのはわかるけれど、いっそのこと「ナーロッパ」が舞台です、といってもらった方が違和感ない。2024/02/13

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