内容説明
ハイブルク公爵家三男のセルフィル=ハイブルク。
国内でも屈指の権力を持つハイブルク公爵家・末っ子の彼は、現代日本からの転生者である。
見た目は可愛らしい少年、中身はマイペースで腹黒で面倒くさがりのセルフィルは、とある事件をきっかけに、学生の身ながら爵位を得た世界最強の男装女辺境伯グリエダ=アレストと婚約するのだが――
「え、僕の婚約者そんなに強いの!?」
小悪魔ショタも婚約者の前ではタジタジ!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nishiyan
14
第一王子と公爵令嬢の婚約破棄の現場に遭遇した現代日本からの転生者である公爵家三男セルフィルが男装の女辺境伯グリエダと知己を得ただけでなく、婚約することになって…という異世界転生ファンタジー。前世の知識をフル活用して幼くして公爵家をまとめ上げた彼は面倒くさがりだが大きく叩けば大きく響くタイプ。グリエダは男前だが乙女な面があり、彼女に愛でられることに恥じらいを感じつつも、二人の愛が深まる様は微笑ましい。重大な国を揺るがす騒動も周囲を巻き込みながらノリの軽さもあってサクサク解決したのは面白かった。次巻が楽しみ。2024/01/31
りんりん
5
★★☆2024/02/06
史
3
愛くるしくて愛に生きる転生者は、愛した人たちをチートにする。そして憎むものを断罪する。という風に、ともかく主人公の周りが傑物まみれになっていくのがコミカルであり、異世界転生物語の新機軸なのではないかなと思った。続きがあるとすれば、次は他国と関わってくるのかな。カジュアルであるものの明るく楽しく爽快感がある作品。好きですねえ。2024/03/07
ちいたけ
1
(紙)虎(婚約者)の威をかるショタが国盗りってか?。(笑)2024/03/01
ケモ
0
サイコパス主人公が自分の周りで起こった出来事を地位と暴力で解決していく話。2025/03/06