内容説明
日本の「ものづくり」は死んでいない! 「冷やすメカニズム」を根底から覆す冷蔵庫、意外な魚のおかげで完成した高温でも触れるレンガなど、企業秘密レベルの熱いイノベーションと、それをなしとげたクールな研究者たちの素顔に、われらがブルーバックス探検隊が迫る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
261
あっぱれ🪭。基礎研究は当然大切ですが、それを応用して生活に転用する事があってこそ輝きが増しますよ。または、既に利用されている技術の水平展開ね。いや、知らない事から知ってはいた事、身近過ぎな事の深掘りと、様々な技術とその応用の可能性を楽しませて貰いました。どの技術も早く世の中に浸透して、利便が向上したり、社会問題の解決の足掛かりになって欲しいものです。超個人的には磁気冷凍技術ね。2028年位に市販目標とある。うちの冷蔵庫がガタ付きはじめてね。何とか買い換えに間に合って欲しい。構造的な仕組みも気になるなぁ。2025/06/17
KAZOO
106
表題通りに素晴らしい日本の技術の可能性について様々な実例とともに解説してくれています。最初の「磁気冷凍」などは今後の生活や温暖化を考えると非常に楽しみな感じです。同じように「地中熱」の可能性も日本にとってはかなり重要になるのではないかという気がします。カラーの写真やわかりやすい解説でためになりました。2024/08/11
きみたけ
78
面白かった。さすが図書館で予約待ちの本。産業技術総合研究所マガジン「さがせ、おもしろ研究!ブルーバックス探検隊が行く」に掲載された記事の中から、ものづくりに関係する記事をピックアップし加筆修正した一冊。あらゆる領域をカバーする産総研の研究開発の中から、世界を変えるイノベーションに挑む研究者の営みを紹介。どれも面白かった中、300℃でもさわれるレンガ、エネルギー問題を一変させる日本の「地中熱」、世界初「どう剥がれるか」を撮影した接着剤の謎、本物の暗黒を再現した「暗黒シート」が印象的でした。2024/02/28
やいっち
64
「かつて隆盛を誇った「ものづくり大国」日本の凋落は、もはや免れないように見える。だが、そんな逆風のなか、創意工夫と緻密な技巧で、日々、奮闘する研究者たちの姿があった。わが国最大級の研究機関・産業技術総合研究所における、世界の「標準」をくつがえす驚きの新発明の数々に、あっぱれ!」実現が待たれる研究が幾つもあるのだが、世界での競り合いに勝ち残れるか、そこが問題かな。2024/10/04
やいっち
21
「かつて隆盛を誇った「ものづくり大国」日本の凋落は、もはや免れないように見える。だが、そんな逆風のなか、創意工夫と緻密な技巧で、日々、奮闘する研究者たちの姿があった。わが国最大級の研究機関・産業技術総合研究所における、世界の「標準」をくつがえす驚きの新発明の数々に、あっぱれ!」実現が待たれる研究が幾つもあるのだが、世界での競り合いに勝ち残れるか、そこが問題かな。2024/10/04
-
- 電子書籍
- 腐男子上司・伊佐木さんとの腐思議な恋 …
-
- 電子書籍
- 【分冊版】花鈴のマウンド 3巻(4)
-
- 電子書籍
- あかねのハネ【単話】(9) マンガワン…
-
- 電子書籍
- これは、忍びの恋なので。 1
-
- 電子書籍
- 大事な時に限ってうまく話せない人のため…