出版社内容情報
聖観音、弥勒菩薩、大日如来、梵天……。飛鳥の時代から人々の心に安らぎを与えてきた仏像。ひとくちに「仏像」といっても、その種類は複雑で豊富。何十万体、何百万体ともいわれる無数の仏像を分類別に整理し、まずカタチを理解することで本当の仏像の世界を考えます。
内容説明
“菩薩”“如来”“明王”“天”“諸尊”別に図解するカタチから入る仏像入門書の決定版。
目次
第1章 菩薩(聖観音;十一面観音 ほか)
第2章 如来(釈迦如来;大日如来 ほか)
第3章 明王(不動明王;降三世明王 ほか)
第4章 天(梵天;帝釈天 ほか)
第5章 諸尊(金剛力士;薬師十二神将 ほか)
著者等紹介
花山勝友[ハナヤマショウユウ]
1931年、東京に生まれる。東京大学文学部印度哲学科卒業。文学博士。ニューヨーク州立大学、シートン・ホール大学客員教授、東京大学、上智大学講師を経て、武蔵野女子大学(現、武蔵野大学)教授、副学長、仏教伝道協会研究室主任(英訳大蔵経編集委員長)を歴任。1995年、病のために成仏する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミナコ@灯れ松明の火
15
丁寧な解説、易しい言葉選び、図解、まさに親切設計。深く知ろう、というよりはまずはじめにこの1冊を持ってお寺へ行ってみよう、というとっかかりの1冊的な印象。関係ないけど『NYORAI』とか書かれると、なんだかカッコいい。2011/08/02
残心
0
『多くの仏たちは仏教の真理のいろいろな面を表現しているだけで、別々なものではないのです。それが、「一つの仏はすべてであり、すべての仏は一つである」という考えともなるのです。』 お気に入りの仏像は絞り込めないまま、個人的な仏像への興味はとりあえず落ち着いてしまった。 2016/03/16
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- 太陽の子 角川文庫