内容説明
パレスチナ紛争勃発で、アメリカのウクライナ支援停滞を狙うロシア。
世界が混沌の度合いを深める今こそ、予兆を厳正に見極める目が重要になる。
世界各地を取材し、やさしく明快なニュース解説で定評のあるジャーナリストが、国際情勢を「世界一分かりやすく」解説。
目次
はじめに
第1章 どうなるアメリカ大統領選挙
第2章 長期化するロシアのウクライナ侵攻
第3章 世界覇権を狙う中国、そして台湾・韓国・北朝鮮
第4章 情勢が緊迫する中東、ヨーロッパとグローバルサウス
第5章 課題が山積みの日本
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
33 kouch
32
トランプ、習近平、プーチン、ドゥテルテ、エルドアンなど強い独裁系の登場人物が目立つ。ここに安倍さんを入れてしまうのは少し恐縮だが、なぜ右に各国ご傾くのかも丁寧に語られている。アメリカという警備員が居なくなったというのは分かりやすい。そして、そもそも「民主主義は期間限定の独裁者をつくるようなの」という皮肉めいた説明も池上さんっぽい。独裁者の必要悪的な説明も公平でよい。それにしても池上さんの鄧小平に対する評価はこの本でも高いな2024/06/11
楽
22
23年12月。アメリカ大統領選挙、ウクライナ侵攻、東アジア、中東、グローバルサウス、そして日本。著者の書籍を読んでいるとおなじみの話。わかりやすく要点を押さえることができる。2024/05/11
みゃーこ
21
小学生新聞の連載?わかりやすく解説?ほんとに?わかりにくかったけど…なぁ。はぁ。私が頭が固くなったからか?2023年だけのニュースでもこれだけ多岐に渡る分野の情報を1冊に凝縮させる池上彰の書籍の面白さよ。深掘りしたらもっと奥深い問題。最後は「さぁ?どうしますか?」と問いを投げかけてくれる。でもその答えを考えるにはこっちが勉強不足過ぎて、結局どんどん話題変わり一気に読み切ってわかった気になって満足するから、この人の本は面白い。2024/03/15
ここぽぽ
16
読んでみて良かった。わかりやすく説明されていて、見えにくい世界情勢が、理解できた。世界が混沌とする中、日本の存在感も重要なのだと感じた。時事をもう少し掘り下げて、良書に出会いたい。2024/05/10
Nazolove
14
実は途中の本だが、時間がかかりそうなので・・・。 もっぱら世界史・ニュースの影響ですっかり好きになっていた私。 そうそう世界史でやったなぁ、この前のYoutube大学でやったなぁ、が多々あった内容であった。 こうやって世界の話題をやってるとなるほど、世界史の勉強やりたくなる、って言っていたあっちゃん先生の話が分かる気がした。 韓国の関係良くなっている話、はこれからもよくなっていってほしいしロシア・ウクライナの紛争、パレスチナ紛争、とまだ解決できていない話題は早く解決してほしいなぁ、と思うばかりである。2024/04/08
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