ハヤカワ文庫SF<br> 妄想感染体 下

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ハヤカワ文庫SF
妄想感染体 下

  • ISBN:9784150124311

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内容説明

敵は感染する狂気――植民惑星パラダイス-1の調査を命じられた防衛警察の警部補サシャは、パイロットのサムや医師ジャンとともに太陽系から百光年離れた惑星へ向かう。だが、目的の星系で彼らを待ち受けていたのは、無数の宇宙船と、そこに蔓延するさまざまな致死的な妄想だった! 理性を失ってゾンビ化した者たちに、彼らの船は攻撃を受ける。そしてサシャもその狂気に観戦した――戦慄のホラー宇宙SFシリーズ開幕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まぶぜたろう

13
謎が謎をよび、危機また危機の連続の中に、サバイバルとアタック&ディフェンスのアイデアが惜しげもなく注がれる。SFガジェットが楽しい、ロボット(声の出演:ジョン・レグイザモ)が可愛くも痛快、科学的知識がそうなくても理解できるのが嬉しい。ホラーというよりは冒険SF、あるいは、アンディ・ウェアーがホラー味のSFを書いた感じで、オムニバス風の展開やクライマックスの失速、面白すぎて安っぽい、なんて欠点もここまで読ませてくれれば、まるで無問題。あとはシリーズが訳されるのを望むのみ。傑作。(○○◯●●●)2024/02/19

イツキ

7
100隻もの戦艦を含む宇宙船団に囲まれた状況を打開していくラストのシーンは大迫力で面白かったですし、バジリスクが起こす妄想に取り憑かれた宇宙船内でのシーンはホラー小説ばりの恐ろしさで非常に読み応えがありました。色々スッキリせずまたなんとも言えない終わりだなと思ったら3部作とのこと、次回作以降が翻訳されるのを祈ります。2024/02/25

藤中恭美

5
下巻は、SFっぽい流れの中にも手に汗握るサスペンスな展開でなかなか読ませます。 SFにかこつけた面白いワザもストーリーにはまっているし、一見、何でもありな感じだけれど、それを違和感なく乗りきり、サクサク読ませてしまうエンタメ性が滲み出てくるのが凄いかもしれない。 ロボットのラプスカリオンは良い味出していますね。 なんか中途半端なところで終わったと思ったら、お約束の3部作でした。 この作品で、ホラーSFの金字塔を打ち立てて欲しいな。。。★★★☆2024/03/28

おだまん

5
物語はまだ始まったばかりなのでした。2024/03/08

蝸牛

4
下巻読み終わって、『え??どうゆうこと???』と。解説読んだら3部作とのこと。今年の夏に本国で刊行ということは良くて翻訳は来年頭か。気長に続編出ると信じて待ちます。 尻切れトンボ感が半端ない2024/03/20

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