内容説明
今回は前作と違って文章です!
早くも大反響!!! お待たせしました!『監督不行届』のその後!
還暦を迎えた鬼才監督 夫・庵野秀明
日本一のオタ夫婦のおかしくも愛おしいディープな日常を今回は文章版エッセイでお届け!!!!
庵野秀明監督と結婚後、新婚生活を描いた『監督不行届』。
本書は、『監督不行届』のその後をつづった文章版エッセイです。
文章版エッセイの合間に、 庵野監督を描いたひとコマ漫画、webエヴァストアで連載していた1ページ漫画を掲載。
庵野監督へのインタビューも収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
103
Kindle。庵野監督の奥さんであり漫画家の安野モヨコ氏が書く庵野家の日常エッセイ。前作は漫画だったが今作はnoteでの連載を纏めた一冊。監督のインタビューで還暦を迎えて長生きしたくなって健康を意識する様になったとあり、ファンとしては嬉しい限り。2024/01/29
R
97
庵野夫妻のこのごろをつづった、妻モヨコから見た監督生態日記。もう20年になるんだと、特に親戚でもないのに感慨深く読んだのだが、本当に大変な人と結婚してんだなと思うような記述が、山ほど出てきて面白かった。シンシリーズがあれこれ作られていく間を追っているので、その時そんなことがと思うようなエピソードも多く、個人的には唐突にやってきた宮崎駿の話が面白すぎた、風立ちぬの裏側というでもないが、結局意味なかったんかい。操縦とか調教とか、そんな感じだが、仲良く暮らしている二人が幸せであってほしいと思う。2024/04/04
nonpono
82
台湾の旅路の空の下で注文。自らを監督をお世話する人と自認する安野モヨコ。越路吹雪における岩谷時子、アントニオ猪木における倍賞美津子、最近カリスマを支えるカリスマに興味がある。クリエイター同士が同じ屋根の下で暮らす厄介さ、安野モヨコが病を乗り越えて漫画本を出版したときに涙する監督。監督の体調維持が第一の安野モヨコ。寄り添う二人の、二人が抱く才能に感銘を受ける。愛猫が自分は監督の奥さんだと思い、ベッドの一番良い場所に寝ているのもまた良い。そして、二人のカリスマの作品に触れられる自分の僥倖を嬉しく思うのだ。2023/12/01
タコチュウ
62
庵野監督の生態には理解出来るところが多い。衣服への無頓着なところなどは激しく共感する。とはいえ、かなり面白可笑しくデフォルメされた結果ですよね。2024/01/08
Isamash
56
2023年安野モヨコ(庵野秀明の妻)発行著作。庵野の日常に興味があったので本書を手に取ったのだが、そういう意味ではかなり期待はずれではあった。安野さんがどういう人かも非常に興味があったが、なんだが夫の健康を心配する普通の奥さんで、意外だったり驚いたりしたが、まあ愛する人間を大切に思っているわけで当然のことか。飼い猫サリーが庵野を夫と思っており、モヨコは家政婦と思っていると指摘した知人のエピソードは面白かった。庵野のアニメ制作時の集中度の凄さの描写には成る程。どんどん相手に要求していくこともNHKTV通り。2024/07/21