光文社文庫<br> 夜鳴きめし屋 新装版

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光文社文庫
夜鳴きめし屋 新装版

  • 著者名:宇江佐真理【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 光文社(2024/01発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334101923

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内容説明

本所五間堀の鳳来堂は、両親が営んでいた古道具屋を息子の長五郎が商売替えした居酒見世。夕方から朝方まで開けていることから“夜鳴きめし屋”と呼ばれ、母親譲りの腕前の料理と酒を目当てに、大店の二代目、職人、武士から夜鷹まで、さまざまな客が訪れる。ある日、常連客のひとりでかつて恋仲だった芸者・みさ吉の八歳になる息子が現れ――。料理と人の温もりが胸に沁みる人情譚の傑作! 巻末エッセイには山口恵以子氏が寄稿。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんぶん

23
【図書館】「ひょうたん」の続編、と言っても十年後という事で、本編から読み進めても問題は無い。 かつて読んだ事があると感じるが、ハッキリとしない。 初めてのつもりで読む事にする。 やはり宇江佐真理の江戸は良い、言葉の端端に江戸情緒が感じられる。 義理人情に、四季の移ろいを感じて一冊を読み終える。 良い事ばかりで無い、コンチクショウと立ち上がる江戸っ子気質が好ましい。 まだまだ、書いて欲しい作家でした。 改めて、合掌!2024/06/27

ポメ子

5
『ひょうたん』の続編 相変わらず江戸情緒満載。 文中の料理も作りたくなってくる。2024/03/01

コニタン

4
20年前に読んだ再読。終盤惣助が菱屋を飛び出して、友達の長松のところに長五郎が行き「長松、いつまでも惣助のダチでいてくれよな、おいらからも頼むぜ」の場面に泣けた泣けた!宇江佐真理に泣かされたおいら。2024/11/12

あいちょ。

4
図書館。 鳳来堂2作目。 ・夜鳴きめし屋 ・五間堀の雨 ・深川贔屓 ・鰯三昧 ・秋の花 ・鐘が鳴る2024/05/10

オールド・ボリシェビク

4
宇江佐真理はもっともっと、評価されても良い作家だと思うがなあ。一昨年から昨年にかけて、彼女の作品を集中的に読んだけど、楽しい経験でした。ある直木賞選考委員に徹底的に嫌われ、ついに賞に手が届かなかった、という噂もあるが。まあ、忘れてしまっていい作家ではないと思う。これは夜っぴて飯と酒を出す「夜鳴きめし屋」を舞台に、そこの若き主人と、出入りする市井の人々との触れ合いがつづられる短編連作。江戸の風が吹いていると思うけどね。2024/01/21

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