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内容説明
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由良は、もうすぐ四年生。春休みをおばあちゃんの家ですごすことになりました。おばあちゃんの家の近くの海岸からは、ときどき、クジラの仲間「スナメリ」を見ることができます。はじめは興味のなかった由良ですが、スナメリの観察をつづける大崎さんに出会い、しだいに心をひかれていきます―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
34
スナメリ好きにはたまらない本でした。今すぐにでも会いに行きたい。水族館ではなく下関の海岸で見られるとは驚きです。友達と話せなくなりだしていた由良ちゃんは、自然に笑う事も難しくなってました。そんな時水族館でスナメリが近寄ってきて笑ってくれた!由良ちゃんでなくても私でも嬉しくて舞い上がっちゃいます。笑うって大切な事なんですね。心がほぐれていく由良ちゃん。新学期には友達と仲直りできる事でしょう。心温まる本でした。2017/10/08
読書国の仮住まい
1
春休みが始まる三日前、由良は両親から下関で過ごすよう告げられる。 二人とも忙しくて一人で留守番させられないからだ。 おばあちゃんの住む下関に野生のスナメリを見ることができる砂浜がある。 毎日観察にきている大崎さんに付き合うのだが、目撃できない。 すると近くにある海響館にもスナメリがいるという。 これは魚網にかかったものを飼育している。 一番小さいきららが笑いかけた気がする。 由良は親しくない人と話すこと、そして思っていることを伝えるのが苦手。 スナメリのぬいぐるみ、理子ちゃんノンちゃん喜んでくれるかな?2022/08/29
ukulele o kikitai
1
さらりと読めて、心にじんわりあたたかい。スナメリを見に行きたくなる。2013/03/30