死のエデュケーション3 闇の礎

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死のエデュケーション3 闇の礎

  • 著者名:ナオミ・ノヴィク/井上里
  • 価格 ¥2,530(本体¥2,300)
  • 静山社(2023/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 690pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784863898301

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内容説明

虚空の闇に浮かぶ魔法使い養成学校〈スコロマンス〉。学園生活最大のサバイバル試練となる卒業式を、世界中の怪物を〈スコロマンス〉に呼び寄せ、校舎ごと虚空に葬り去るという前代未聞の偉業で切り抜けたガラドリエル(エル)ら生徒たち。だが、その虚空には、最凶の怪物・目玉さらいとともに、エルの最愛の友人、オリオンが自らの意志で残ってしまった。
その一方で、エルの戻った現実世界では、次々と世界各地の魔法自治領が破壊されていた。果たして、エルはオリオンを、そして世界を救うことができるのか?
現代SFファンタジーの旗手ナオミ・ノヴィクが描く、不世出のダーク・ファンタジー〈死のエデュケーション〉シリーズ、いよいよここに圧巻の完結!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆるりは

18
ガラドリエルが愛するオリオンの喪失に苦しみ、自治領のおぞましい成り立ちとオリオンの秘密に苦しむ巻。でも、これまで築き上げてきた友情がガラドリエルを救ってくれる。一部、友情以上のものが混じってるけど…オリオンはたぶん気にしないでしょう(笑)ダンプカー呼ばわりされる首席の才媛リーゼルが素敵。「礎」の行為は日本でも歴史的に存在してたなあと思うと、ガラドリエルの勇気が余計に輝いて見えます。システム対個人。分厚い3冊だけど面白くて、年末年始にあっという間に読了しました。

びぃごろ

17
完結編。一番の厚みがまず嬉しい。スコロマンスに荒廃魔法をかけ押し出されたエル。ウェールズの原っぱには花束を抱えた母が待っていたが、オリオンを救出する召喚魔法は拒絶され途方にくれる。リーゼルとアルフィーがロンドン自治領に目玉さらいが侵入したと助けを求める。エルとリーゼルの関係変化にそうくるか!と。非魔法族と共存する現代設定はハリポタと同じだが、連絡には携帯、飛行機移動などより人に近い感じ。オリオンの地元ニューヨークで、アアディアとクロエに再会。オリオン母がしたことは‼リューが強制魔法でとらえられ、中国へ。2023/12/18

ねむ

14
スコロマンス魔術学校を卒業したエルたちが戻ってきた現実世界はエラいことになっていて、今度はロンドン、ニューヨーク、ムンバイ、北京、ポルトガルのシントラ、さらには魔法界と現実世界とを行ったり来たり。学校時代の親友以外とつるむ時間が増えるあたりは現実的な流れかな。政治的な駆け引き、魔術、友情、恋、親子関係のもつれ、とこれまでの伏線を回収するのに大渋滞。文章の流れがわかりにくいところはぼちぼちあるけれど、分厚い本だし、一文一文大事に読むというよりは勢いで読めってことなのかしらね…。意外な展開で話は面白いです。2024/04/14

BECHA☆

11
『死のエデュケーション』最終巻。前巻ラストでスコロマンスと共に消えたオリオンを取り戻そうとあらゆる能力を使うエル。疲れ果てたエルを癒す母。そして事態は世界を巻き込み卒業生たちの身にも危険が迫る。予言は成就するのか。次代を作る若い人たちにエール。『十二国記』のように自治区や自由に生きている民族ごとの歴史を解き明かしてほしくなる。2024/01/31

み~くま

9
ついに完結!読みながら、何度も「もうダメかも!」と思ったけれど、彼等の行く末が気になって何とか読み進めました。そして・・・長い物語の最後に待っていたのは「希望」でした。この物語は、まるでパンドラの箱ですね。未来がどうなるのかは、今は分からない。でも、少なくとも一筋の光は見えた。それだけで十分です。長い闘いだったけれど、今は満ち足りた気持ちで本を閉じることができました。それにしても・・・しんどかった(;´▽`A``2024/01/13

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