角川文庫<br> 編み物ざむらい(二) 一つ目小僧騒動

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角川文庫
編み物ざむらい(二) 一つ目小僧騒動

  • 著者名:横山起也【著者】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 特価 ¥569(本体¥518)
  • KADOKAWA(2023/12発売)
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  • ISBN:9784041137642

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内容説明

悪党を懲らしめる裏稼業「仕組み」を手伝ったことで、ある能力に目覚めた浪人の感九郎。そのことに戸惑いながらも、メリヤスを編んで心を落ち着けていたある日――仲間で戯作者のコキリが行方不明に。常より「不老不死」と嘯き、素性が謎に包まれていた彼女の失踪には何か理由がありそうだ。捜索の旅に出た感九郎たちだったが、背後に不穏な影が忍び寄る。コキリは見つかるのか? 世を編み直す編み物ざむらい、再び見参!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Roko

27
感九郎さんは、浪人の身になっとはいえ、編み物の仕事はコンスタントにあるし、友だちにも恵まれたし、許嫁の真魚(まお)さんは、感九郎さんが浪々の身であっても嫁にしてくれと言ってくれるし、なかなか幸せな日々を送っていたのです。ところが、仕事仲間のコキリさんが一つ目小僧に攫われたという大事件が発生し、ジュノさんとともにコキリさんを探しに行くことに。そこに真魚さんもついてくることになってしまって、さぁ大変!前作で、人魚の肉を食べさせられて、不老不死にされてしまったと嘆いていたコキリさん、彼女の運命やいかに!2024/07/05

Mc6ρ助

22
あぁ〜、あまつさえ、期待の秘剣「蚊遣り」の登場場面がないうえに、小太刀を投げ捨てるだなんて、チャンバラ小説読みの爺さまは憤懣やるかたない。タイトルが秘剣ザムライではないので諦めるしかないのか、次巻に期待をつなぐべきなのか??とはいえ編み物ざむらいの看板には偽りはないので、これは個人の不満であるに過ぎない(ただこれを時代小説に分類するのは無理があるのかもしれないとは思う)。2024/05/07

onasu

12
浪々の身も編み物という特技で食いつないでいる黒瀬感九郎。初巻では剣技もない割に、悪をこらしめる裏稼業「仕組み」に引き入れられたが、2巻目では、その仲間・戯作者のコキリが疾走というところから。  向かった先は早々に知れたが、そこはコキリには馴染の場所で旧知の者もいるが、不穏な空気も。不老不死というコキリの生い立ちが明らかになるが、そこには感九郎のもう一つの特技が活かされる。ただ感九郎は、それと同時に己の過去とも向き合うことに。  編み物ありきの作柄ながら、意外にキャストは豊富で、運びも上手い作品でした。2024/01/15

Naoko Takemoto

9
一巻目が貸し出し中だったので二巻目から読んでみる。これはなんでしょうか、江戸SFですか?私は編み物が好きなのですが、別段編み物をパロディつてる訳ではないのですが…刺さりませんでした。2024/08/31

冬野

7
シリーズ二作目。「仕組み」で世を直す一座の一員、コキリの失踪から始まる伝奇活劇。前作よりファンタジー色強め。一般的な小説のセオリーからかなり逸脱したストーリーテリングだが、やはり定石を外れた書き方の物語からしか得られない何かがあると思う。明かされたコキリの生い立ちが思ったより重くて闇が深かった。感九郎も自身の過去にけりをつけて一皮向けたかな。源太の名前が出てこなくて寂しく思っていたら、終盤意外なところで出てきて嬉しかった。この終わり方だとまだまだ続くのかな?個人的には御前の素性が気になります。星:4/52024/01/17

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