優しい日本人が気づかない残酷な世界の本音 - 移民・難民で苦しむ欧州から、宇露戦争、ハマス奇襲まで -

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優しい日本人が気づかない残酷な世界の本音 - 移民・難民で苦しむ欧州から、宇露戦争、ハマス奇襲まで -

  • 著者名:川口マーン惠美【著】/福井義高【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • ワニブックス(2023/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784847073694

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内容説明

綺麗ごとのみ垂れ流すマスコミ、それを鵜呑みにする政策にNO!
リアリストたれ日本人

優しい日本人が気づかない残酷な世界の真実
難民・移民で苦しむ欧州から宇露戦争、ハマス奇襲まで


序章 日本人はヨーロッパの勢力図を何も知らない 
ウクライナ戦争のカギを握る東欧/米のノルドストリーム爆破になぜドイツは怒らないのか 他

第1章民族「追放」で完成した国民国家
開戦責任はヒトラーだけではない/冷戦時代に成功した東欧の国民国家化 他

第2章 ベルリンの壁崩壊とメルケル東独時代の謎
ベルリンの壁を壊したのはソ連だった!?/「赤い牧師」の父を尊敬していたメルケル 他

第3章 封印された中東と欧州の危ない関係 
サウジ・イラン国交正常化、どうするアメリカ/トランプ路線ならイスラエルとサウジの合意はできた/トルコ移民の祖国へのジレンマ 他

第4章 ソ連化するドイツで急接近する「極右」と「極左」
左傾化したドイツでAfDの台頭は必然/EU人=グローバルエリートと国民の乖離/リベラル・デモクラシーはなぜ共産主義に似るのか 他

第5章 ドイツを蝕む巨大環境NGOと国際会議
欺瞞だらけのエネルギー転換政策を推進する論文/ドイツの脱原発のコストは年間一・三兆円/原発政策はフランスを見習え 他

第6章 国家崩壊はイデオロギーよりも「移民・難民」
人の命を食い物にする「難民ビジネス」も横行/絶対に難民を入れないという東欧諸国の覚悟/本音では難民を受け入れたくないEU諸国/大多数の国民が“損”をする移民政策/クルド人が起こす事件続出で日本でも難民問題が急浮上 他

終章 日本は、嫌われても幸せなスイスとハンガリーを見習え
LGBTへの反撃/子供の性転換手術でリベラルと保守が共闘/国民の幸福度が世界一のスイスは唯我独尊で狡い/国民と国家経済を守るハンガリーの覚悟 他


【著者プロフィール】
川口マーン惠美(かわぐちマーンえみ)
日本大学芸術学部音楽学科卒業。
1985年、ドイツのシュトゥットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科修了。ライプツィヒ在住。
1990年、『フセイン独裁下のイラクで暮らして』(草思社)を上梓、その鋭い批判精神が高く評価される。
2013年『住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち』、2014年『住んでみたヨーロッパ 9勝1敗で日本の勝ち』(ともに講談社)がベストセラーに。
『ドイツの脱原発がよくわかる本』(草思社)が、2016年、第36回エネルギーフォーラム賞の普及啓発賞、2018年、『復興の日本人論』(グッドブックス)が同賞特別賞を受賞。
その他、『そしてドイツは理想を見失った』(KADOKAWA)、『移民 難民』(グッドブックス)、『世界「新」経済戦争 なぜ自動車の覇権争いを知れば未来がわかるのか』(KADOKAWA)、『メルケル 仮面の裏側』(PHP研究所)、『無邪気な日本人よ、白昼夢から目覚めよ』 (ワック)、『左傾化するSDGs先進国ドイツで今、何が起こっているか』(ビジネス社)など著書多数。

福井義高(ふくいよしたか)
青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授
1962年京都市生まれ。1985年東京大学法学部卒業、1998年カーネギーメロン大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。
日本国有鉄道、東日本旅客鉄道株式会社、東北大学大学院経済学研究科を経て、現職。CFA。専門は会計情報・制度の経済分析。
著書に『会計測定の再評価』、『たかが会計』、『鉄道ほとんど不要論』(ともに中央経済社)、『日本人が知らない最先端の「世界史」』、『日本人が知らない最先端の「世界史」2(文庫改題「不都合な真実編」)』(ともに祥伝社)、『教科書に書けないグローバリストに抗したヒトラーの真実』(ビジネス社)など。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

古本虫がさまよう

6
欧米発のリベラル的価値観(寛大な移民政策、LGBT擁護等々)を全面的に受け入れがちな日本への警鐘が語られている。欧米でさえ、異を唱える国(東欧)や勢力があり、「先進国」の失敗に学べと。むしろ、欧米諸国の中に、日本の制限的な移民政策に学べという声もあるとのこと。なによりも、21世紀になっても、「海」が国境として存在する「島国日本」故になんとかもっている側面もあるそうな。 2023/12/18

Tomonori Yonezawa

4
県立Lib▼序終+6章287頁、章題は省略▼著者二人の対談本。川口マーンの方は休刊になった「原子力文化」の連載と似た感じ。福井さんの方は…著作を読んだこと無さそうかな。▼けっこう面白く読めました。自分達のことをもっと知るには外側から見ることも必要。(私はそうでもないのだが)自分達が憧れる社会(国)のことは、そこに行ってこそ見える現実がある。▼「正論」とか「Hanada」の対談を集めたような本なので、ちょっと左寄りな人には向かないかな。2024/03/23

Micky

3
金太郎飴のTV報道を信じたらいけません、目を覚ませ日本人という本。ウクライナもそんな清廉潔白な国ではなかったし、アメリカはロシアの弱体化は喜ばしいので戦争を止める気なし。欧州も自国優先の綱引き、で戦いは明日も続く。難民問題、各国の対応はバラバラ、受け入れが正義でもない。ポーランド、ハンガリーは国境を固め自国と国民を守ることに徹する。でドイツは内心ほっとしている。防衛、どの国も要、日本だけ平和ボケにて将軍様に舐められっぱなし。 結局、どの国も本音は自国ファースト、そう考えると各国の出方が見えるように思う。2024/01/12

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