優しい日本人が気づかない残酷な世界の本音 - 移民・難民で苦しむ欧州から、宇露戦争、ハマス奇襲まで -

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優しい日本人が気づかない残酷な世界の本音 - 移民・難民で苦しむ欧州から、宇露戦争、ハマス奇襲まで -

  • 著者名:川口マーン惠美【著】/福井義高【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • ワニブックス(2023/12発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
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  • ISBN:9784847073694

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内容説明

綺麗ごとのみ垂れ流すマスコミ、それを鵜呑みにする政策にNO!
リアリストたれ日本人

優しい日本人が気づかない残酷な世界の真実
難民・移民で苦しむ欧州から宇露戦争、ハマス奇襲まで


序章 日本人はヨーロッパの勢力図を何も知らない 
ウクライナ戦争のカギを握る東欧/米のノルドストリーム爆破になぜドイツは怒らないのか 他

第1章民族「追放」で完成した国民国家
開戦責任はヒトラーだけではない/冷戦時代に成功した東欧の国民国家化 他

第2章 ベルリンの壁崩壊とメルケル東独時代の謎
ベルリンの壁を壊したのはソ連だった!?/「赤い牧師」の父を尊敬していたメルケル 他

第3章 封印された中東と欧州の危ない関係 
サウジ・イラン国交正常化、どうするアメリカ/トランプ路線ならイスラエルとサウジの合意はできた/トルコ移民の祖国へのジレンマ 他

第4章 ソ連化するドイツで急接近する「極右」と「極左」
左傾化したドイツでAfDの台頭は必然/EU人=グローバルエリートと国民の乖離/リベラル・デモクラシーはなぜ共産主義に似るのか 他

第5章 ドイツを蝕む巨大環境NGOと国際会議
欺瞞だらけのエネルギー転換政策を推進する論文/ドイツの脱原発のコストは年間一・三兆円/原発政策はフランスを見習え 他

第6章 国家崩壊はイデオロギーよりも「移民・難民」
人の命を食い物にする「難民ビジネス」も横行/絶対に難民を入れないという東欧諸国の覚悟/本音では難民を受け入れたくないEU諸国/大多数の国民が“損”をする移民政策/クルド人が起こす事件続出で日本でも難民問題が急浮上 他

終章 日本は、嫌われても幸せなスイスとハンガリーを見習え
LGBTへの反撃/子供の性転換手術でリベラルと保守が共闘/国民の幸福度が世界一のスイスは唯我独尊で狡い/国民と国家経済を守るハンガリーの覚悟 他


【著者プロフィール】
川口マーン惠美(かわぐちマーンえみ)
日本大学芸術学部音楽学科卒業。
1985年、ドイツのシュトゥットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科修了。ライプツィヒ在住。
1990年、『フセイン独裁下のイラクで暮らして』(草思社)を上梓、その鋭い批判精神が高く評価される。
2013年『住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち』、2014年『住んでみたヨーロッパ 9勝1敗で日本の勝ち』(ともに講談社)がベストセラーに。
『ドイツの脱原発がよくわかる本』(草思社)が、2016年、第36回エネルギーフォーラム賞の普及啓発賞、2018年、『復興の日本人論』(グッドブックス)が同賞特別賞を受賞。
その他、『そしてドイツは理想を見失った』(KADOKAWA)、『移民 難民』(グッドブックス)、『世界「新」経済戦争 なぜ自動車の覇権争いを知れば未来がわかるのか』(KADOKAWA)、『メルケル 仮面の裏側』(PHP研究所)、『無邪気な日本人よ、白昼夢から目覚めよ』 (ワック)、『左傾化するSDGs先進国ドイツで今、何が起こっているか』(ビジネス社)など著書多数。

福井義高(ふくいよしたか)
青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授
1962年京都市生まれ。1985年東京大学法学部卒業、1998年カーネギーメロン大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。
日本国有鉄道、東日本旅客鉄道株式会社、東北大学大学院経済学研究科を経て、現職。CFA。専門は会計情報・制度の経済分析。
著書に『会計測定の再評価』、『たかが会計』、『鉄道ほとんど不要論』(ともに中央経済社)、『日本人が知らない最先端の「世界史」』、『日本人が知らない最先端の「世界史」2(文庫改題「不都合な真実編」)』(ともに祥伝社)、『教科書に書けないグローバリストに抗したヒトラーの真実』(ビジネス社)など。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hit4papa

41
日本のマスメディアが報じないヨーロッパを中心とした世界の今を対談形式で論じるもの。スタンスとしては反グローバリズムで、日本人の知らない側面にスポットを当てています。読後感としては、知らなかった、ではなく知ってびっくり!新聞、テレビしか観ないなら、日本のことも良くわかっていないので、日本人の大半は陰謀論と受け止めてるかも。本書が全て正しいとは言い切れませんが、一面的な見方で物事を判断してはいけないという気づきを与えてくれます。ポーランドやスイスなど、普段馴染みのない国々を取り上げてくれているのも良いです。2024/12/20

ロア

17
「日本人はヨーロッパの勢力図を何も知らない」「民族`追放‘で完成した国民国家」「ベルリンの壁崩壊とメルケル東独時代の謎」「封印された中東と欧州の危ない関係」「ソ連化するドイツで急接近する`極右‘と`極左‘」「ドイツを蝕む巨大環境NGOと国際会議」「国家崩壊はイデオロギーよりも`移民・難民‘」「日本は、嫌われても幸せなスイスとハンガリーを見習え」2025/01/03

naka

15
ドイツ在住の作家とヨーロッパの事情に詳しい経済分野の教授との対談集です。日本でいうところの県民性を眺めるようにヨーロッパ各国の地域的な歴史・特徴を踏まえてそこに住む国民について語っているのが興味深かったです。ヨーロッパの移民に関する話題も多くページがさかれ、治安悪化など問題の大きさに比べて、経済的なメリットはそれほどないという研究の紹介などが気になりました。2024/10/05

lovemys

13
ドイツに馴染みが無いので、ドイツの話が面白かったです。知らないことばかりでした。行き過ぎた主張は様々な弊害を呼びますね。なんでこんなに偏った世の中になってしまったのか。色んなことを見て知ることの大切さを感じました。2025/07/05

しろくまZ

7
2024年1月発行の対談集。ヨーロッパ現代史、中東情勢、ウクライナ戦争、巨大環境NGO、移民難民、LGBTなどなど、様々な問題について語られている。個人的に興味を引いたのは、ジョージ・ボーハス(ボージャス)教授の「移民の政治経済学」に言及されていた箇所で、それによると元からいる国民全体にとって大量移民の経済効果はほぼゼロで、それどころかグループごとに見ると、先進国における移民推進は大衆からエリートに所得を再分配する格差拡大政策だとのこと。翻訳書も出版されているようなので読んでみたい。2024/09/29

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