出版社内容情報
認知症の前駆段階として注目を集めている軽度認知障害(MCI)。MCI高齢者への早期介入が認知症予防や発症遅延へのカギになると考えられている。本書は,国立長寿医療研究センターを中心に,MCIの知見を網羅し,現時点において何がわかっているのか,またどのような介入が有効なのかをまとめている。医師,理学療法士,作業療法士をはじめとした高齢者にかかわるすべての医療職が必読の一冊。
内容説明
国立長寿医療研究センター発、軽度認知障害(MCI)はここまでわかった。認知症患者激増の時代に向けて、高齢者にかかわる医療者必携の一冊。
目次
第1章 MCIの基礎を理解する
第2章 MCIの臨床所見
第3章 MCIの認知機能の特徴
第4章 MCIの危険因子
第5章 MCIの早期発見のために
第6章 MCIに対する介入方法
第7章 認知症予防へ向けた地域保健事業の実際
著者等紹介
鈴木隆雄[スズキタカオ]
国立長寿医療研究センター総長特任補佐、桜美林大学大学院教授/加齢・発達研究所所長
島田裕之[シマダヒロユキ]
国立長寿医療研究センター老年学・社会科学研究センター予防老年学研究部部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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