父 中野好夫のこと

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父 中野好夫のこと

  • 著者名:中野利子
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 岩波書店(2023/12発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784000013642

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内容説明

父について知ることのあまりに少なかった娘のユニークな父の記.著名な父への娘の激しい葛藤があり,骨太い知識人である父の思いがけぬ一面の発見がその人となりと心の奥行きをおのずと明かしてゆく.

目次

一 なんのために辞書がある!
二 意欲を孕む文学
三 償いの人生
四 クリスチャンの頃
五 降りつもる雪と竹
六 山路を歩く
七 ギボンを読む
ほおづき提灯――父、中野好夫を送る――
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けろ

3
再読。一気に読ませる名文である。★★★★2020/03/09

けろ

0
土井晩翠の孫、中野好夫の娘である著者が、父を語る。中野好夫は翻訳者としてしか知らなかったが、家族十人を扶養しなくてはならないことから東大教授を辞し翻訳、文筆を生業としたのだそうだ。偉大な親をもつ人にありがちな反発・反抗を経て、父の日々をふりかえる。2017/03/08

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