内容説明
自分一人で頑張っても続かない。まわりを活かしてこそ、一人前。70年間、ビジネスの第一線で働いてきた著者が気付いた、仕事と人間関係のコツ。
目次
第1章 良い人間関係を築くために(人を見るには時間をかけ、手間暇をかけて;話すよりも聞くよりも聴くことを中心に ほか)
第2章 気持ちのよいチームづくり(急な仕事を頼まれたときの受け応え;教え方を教わってこなかった人 ほか)
第3章 マネジャーとして人を見る(部下を信頼する勇気;「自分でやった方が早い」と思い始めたらマネジャー失格 ほか)
第4章 お客様の心を知る(会社はお客様がいてこそ存在できる;マナーの真髄は細部にある ほか)
第5章 グローバルに人を見る(グローバルとはどういう意味か;伝えたい意見をはっきり持つ ほか)
著者等紹介
梅島みよ[ウメシマミヨ]
1924年静岡県生まれ。1944年津田英学塾卒業。米軍人事訓練部コンサルタント、日立製作所を経て、1966年、米軍時代の同僚と共に、株式会社マネジメントサービスセンター(MSC)を設立。同社代表取締役社長、取締役会長を経て、現在同社顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てん06
5
★★★☆☆ 読みやすいです。2014/09/26
二階堂聖
4
シンプルな装丁に惹かれて。人を見るのに速断、独断は禁物だよ、自分の持つ全ての力をもって人と接しましょう…という本。著者のおおらかな人柄を感じた。『話を聴くとき、興味を持って聴くのと、ただ聞いているときの違いは、相手にすぐわかります。(P17)』2016/05/11
松村 訓明(まつむら のりあき)
3
この本に深く感銘しました。特に「話すよりも聞くよりも聴くことを中心に」(16P)です。 筆者は言います。「会社内や組織の中で、お互いの意見をはっきり言うことが勧められています。もちろん、自分の意見を話し、相手と意見交換することは大切ですが、それよりも、人の話を「よく聴くこと」や「話を聴く姿勢や態度」がより一層大切です。(略)心を込めて相手の話の中身や心情などを真剣に受け止めて聴く「listen」であってほしいのです。私自身がそのような気持ちで人の話を聴いていませんでした。反省させられました。 2022/12/30
山本
2
人間は複雑ないきもの、単純にこの人はこんな人ですとゆうことか人を見る目ではなく。 より良い人間関係を築くには、相手のことを知り理解しようと考えること。 自分より60年も生きている人が書いていることで説得力がある。 2019/02/07
なべ子
1
若い人たちの言葉や今の時代の動き、考え方を知る努力をする。年配者はそれなりに蓄えた知識や知恵を動員する。人は、時代と共に育ち、その時代の変化が起こったプロセスを通って成長する。身だしなみや服装は人の判断材料として大きく作用する。2022/09/23
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