内容説明
『非訟事件』は、その複雑性、多様性の故に、『一のカオス』、『何も彼も放り込んで置く一種のガラクタ部屋』として、我が国だけでなく、諸外国に於いてもその研究が等閑に付されてきた。これを我が国について言えば、これまで刊行された若干の教科書、注釈書は、何れもかなり古いもので、これを使いこなすには、相当の知識と技術を必要とする。アップ・トゥ・デイトなコンメンタールとしての本書の存在理由がそこにある。
目次
序論(第1章 非訟事件手続総説;第2章 非訟事件手続の沿革及び若干の比較法;第3章 わが国非訟手続法の立法過程)
第1編 総則
第2編 民事非訟事件(第1章 法人に関する事件;第2章 削除;第3章 信託に関する事件;第4章 裁判上の代位に関する件;第5章 保存、供託、保管及び鑑定に関する事件;第9章 法人及び夫婦財産契約の登記)
第3編 商事非訟事件(第1章 会社及び競売に関する事件;第2章 社債に関する事件;第3章 会社の整理に関する事件;第4章 会社の清算に関する事件;第5章 商業登記の嘱託)
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- 和書
- 優雅なる衰退の世紀